40代~50代の転換期を一人で抱え込まないために
昨今の物価高による家計の逼迫に加え、教育費のピークや住宅ローンの返済など、特に40代は「増える支出」と「削れない支出」の板挟みになりやすい世代です。仕事面でも中堅や役職者としての重責を担う一方で、セカンドキャリアに向けた方向転換を迫られる、人生の大きな岐路でもあります。
だからこそ、予期せぬトラブルや挫折に直面したとき、責任感の強い人ほど「自分がなんとかしなければ」「家族を不安にさせてはならない」と、問題を一人で抱え込んでしまいがちです。
しかし、焦りと不安で視野が狭くなっているときには、どんなに考えてもみえてこない選択肢があります。心が折れてしまいそうなときこそ、一人で抱え込まず、ハローワークの相談窓口をはじめ、世の中には頼れる専門家や制度が必ず存在します。ときには他人に弱音を吐き、客観的なプロの視点を入れることが、暗闇のなかに新しい道を切り拓くきっかけになるはずです。
〈参考〉
総務省統計局:令和6年全国家計構造調査 家計収支に関する結果 結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/content/12002000/001662655.pdf
キャリア形成・リスキリング相談コーナー
https://carigaku.mhlw.go.jp/icc/
総務省統計局:第3章 年齢階級別に見た暮らしの特徴
https://www.stat.go.jp/data/kakei/family/04.html
三藤 桂子
社会保険労務士法人エニシアFP
共同代表
