収穫時期による青梅と完熟梅の違い
梅の実は収穫するタイミングによって青梅と完熟梅に分かれます。

青梅
時期:5月下旬~6月上旬ごろ
特徴:熟す前に収穫されたかたく青い梅。さやかな香りと酸味があります。
おすすめの保存食:梅酒、梅シロップ、甘露煮、梅味噌など。
※調理の直前に1~2時間ほど水に漬けてアク抜きをしましょう
完熟梅
時期:6月中旬~7月上旬ごろ
特徴:オレンジ色に熟したやわらかい梅。
おすすめの保存食:梅干し、梅ジャム、梅酒、梅シロップなど。
※完熟梅のアク抜きは不要です
青梅を追熟させる方法
入手した青梅を完熟梅として使いたいときは追熟させましょう。やり方は、直射日光が当たらない風通しのよい室内で、ザルの上などに青梅が重ならないように並べておきます。徐々にオレンジ色に変化し、3~5日程度で追熟できます。
初心者におすすめの梅仕事
ここでは、初心者でも作りやすい梅漬け(干さない梅干し)、梅シロップ、梅酒の作り方をご紹介します。
梅漬け(干さない梅干し)

一般的な梅干し作りではまず梅の塩漬けを作り、赤しそを加えて、さらに天日干しをするという工程があり、初心者にはややハードルが高めです。一方、「梅漬け」は赤しそを使わず、干す工程もないため初心者でも手軽に作れます。なお、完成した梅漬けを天日干しすると「白梅干し」になります。
【材料(800mLのびん1個分)】
・完熟梅…500g
・塩…75g(梅の重量の15%)
・焼酎…30mL
【作り方】
1.梅を水洗いしたらキッチンペーパーなどで水気を拭き取り、楊枝などでヘタを取る。
2.保存びんに梅と塩を交互に入れて、最後に塩をかぶせる。
3.上から焼酎をまわしかけて密閉する。
4.梅酢が出てくるまでの3~4日間、1日1回びんを揺すって塩を全体に行き渡らせる。
5.梅酢に漬かった状態で冷暗所に保存し、1か月後から食べられる。完成したら梅酢に漬かった状態で冷蔵庫に保存する。
梅シロップ

梅シロップの基本的な作り方です。水や炭酸水で割ったり、かき氷にかけたりして楽しめます。完成したら一度煮立ててから冷蔵保存すると保存性が高まります。
【材料(1800mLのびん1個分)】
・青梅…500g
・氷砂糖…500g
【作り方】
1.梅を水洗いしたら1~2時間ほど水に漬けてアク抜きをする。
2.キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、楊枝などでヘタを取る。
3.梅と氷砂糖を交互に容器に入れて密閉し、冷暗所で保存する。ときどきびんを振って全体をなじませる。作りはじめて2週間ほどして氷砂糖が完全に溶けたら完成。
4.梅の実を取り除き、梅シロップをごく弱火で煮て火を通す。
5.冷めたら清潔な小びんに入れて冷蔵庫で保存する。
梅酒

梅酒の基本的な作り方です。水や炭酸水で割るほか、お湯割りにしたり、バニラアイスにかけたりするのもおすすめ。
【材料(1800mLのびん1個分)】
・青梅…500g
・氷砂糖…500g
・ホワイトリカー…900mL
【作り方】
1.梅を水洗いしたら1~2時間ほど水に漬けてアク抜きをする。
2.キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、楊枝などでヘタを取る。
3.梅と氷砂糖を交互に容器に入れ、最後にホワイトリカーを注いで密閉する。1か月ほど冷暗所においたらできあがり。完成後は冷暗所で保存する。

