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遺産相続を巡って攻撃的になってしまった弟……。世帯年収580万・64歳男性が調停の末に背負い込んだ「負の遺産」とは?

遺産相続を巡って攻撃的になってしまった弟……。世帯年収580万・64歳男性が調停の末に背負い込んだ「負の遺産」とは?

親が亡くなった後の遺産相続は、思いもよらない親族間の争いを引き起こすことがあります。愛知県に住む世帯年収580万・64歳の男性は、3年前に父親が他界した際、地方にある実家の相続を巡って弟と激しく対立したと言います。買い手がつかない古い実家の価値を巡り、「現金を払え」と攻撃的になった弟。家庭裁判所での調停にまで発展し、最終的に男性が背負い込むことになった大きな代償と、失われた家族の絆について紹介します。

回答者のプロフィール

遺産相続を巡って攻撃的になってしまった弟……。世帯年収580万・64歳男性が調停の末に背負い込んだ「負の遺産」とは?

ママテナ編集部マネーチームは2026年5月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)を実施しました。今回エピソードを紹介する64歳男性は、そのアンケートの回答者。男性のプロフィールは以下の通りです。

回答者本人:男性(64歳)
居住地:愛知県
家族構成:妻(61歳)、長男(32歳)
回答者の職業:会社員(製造業の品質管理事務)
配偶者の職業:パート・アルバイト
現在の世帯年収:約580万円
個人の年収:約420万円
住居形態:戸建て(注文住宅)
現在の金融資産状況:預貯金が1200万円、株式等の投資信託が300万円、合計で1500万円程度

「現金を今すぐ支払え」価値のない実家を巡り弟が豹変

愛知県の戸建て住宅で妻と息子の3人で暮らす64歳の男性。現在は会社員で、妻のパート収入と合わせた世帯年収は580万円ほど。貯蓄は約1200万円です。

遺産相続を巡って攻撃的になってしまった弟……。世帯年収580万・64歳男性が調停の末に背負い込んだ「負の遺産」とは?

トラブルの発端は、3年前の父親の他界に伴う遺産相続でした。父親の遺産の大半は、評価額の低い地方の古い一軒家と土地であり、現金は葬儀費用を除くと数百万円程度しか残っていませんでした。

「長男である私は、管理の責任を負う代わりに家を引き継ぐつもりでした」と男性。しかし、弟がこれに猛反発します。「弟が『不動産の評価額を現金で換算し、その半分を今すぐキャッシュで支払え』と強く主張してきました」と男性は振り返ります。

問題は、その実家が「買い手がつかないような山間の過疎地にあり、現金化は不可能」な物件だったこと。それにもかかわらず、弟は男性個人の貯金から支払うよう強く迫り、話し合いは平行線をたどることに。最終的には家庭裁判所での調停にまで発展してしまいました。

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