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あおり運転してきた“真っ赤なスポーツカー”に下った天罰「前方が騒がしいと思ったら…正直“ざまあ”と思いました」

あおり運転してきた“真っ赤なスポーツカー”に下った天罰「前方が騒がしいと思ったら…正直“ざまあ”と思いました」

◆どこにも逃げられない、蛇行する山道で

 どこかで路肩に車を寄せ、先に行かせることはできないかとも頭をよぎったそうです。しかし、車一台がやっと通れる程度の細い県道な上、カーブが連続する蛇行路では、安全に停車できる場所などほとんどありません。

 後続車のパッシングとクラクションはやむことなく続き、その圧力に精神的に追い詰められた宮崎さんが取れる選択肢は、ただひとつ。ひたすら前を向き、早く大通りに出ることだけを念じながらハンドルを握り続けることだったといいます。

「もう、早く大通りに出てくれないかという一心でした。余裕がなくて、ミラーを確認するのも怖いくらいで」

 免許取りたて同然の宮崎さんにとって、慣れない山道でのあおり運転は、まさに恐怖の10分間だったようです。

◆”天罰”は、すぐそこに待っていた

 ようやく大通りとの合流地点が見え少し道幅が広くなった辺りで、後続の赤いスポーツカーは宮崎さんをギロリとにらみつけながら、まるでロケットのような猛スピードで走り去っていったといいます。

「ホッとした気持ちと同時に、まだ手が震えていて。しばらく、普通に運転できる状態じゃなかったです」

 それでも気を取り直した宮崎さんは、前方の軽トラをパスしながら制限速度で大通りを走り続けました。そして2つ目の信号に差し掛かったとき、前方がなんだか騒がしいことに気づきます。

 赤信号で停車し、ふと横に目をやるとーー。そこには、警察官に囲まれた、あの真っ赤な車の姿がありました。どうやら少し手前に設置されていた移動式オービスに引っかかったようでした。

警察
「正直”ざまあ”と思いましたね。でも、あのあおられた恐怖は当分消えないような気がします……」

 苦笑いしながらそう話してくれた宮崎さん。あおり運転は、その瞬間だけでなく、被害を受けた側の心に長く影を落とす行為です。自分だけが急いでいると思い込み、他者を危険にさらすドライバーに対し、法の裁きが下ったこの結末は、せめてもの救いだったかもしれません。

<TEXT/八木正規>

【八木正規】
愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
配信元: 日刊SPA!

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