「恥骨筋」の位置をチェック!

「つまみほぐし」でまずほぐすのは、恥骨筋です。恥骨筋は、内転筋群の一つで、股の付け根付近にあり(下図)、股関節を動かして歩くために必要な筋肉です。
恥骨筋には、股関節をよい位置で安定させる作用があります。恥骨筋が働くことで、股関節に太ももの骨がはまり、内ももを含めた股関節周辺の動きも正常になります。
恥骨筋周辺は、下半身の動きの要となる筋肉が集まっているジャンクションのような場所。ところが、現代ではデスクワークで長時間過ごす、歩く時間が少ないなどで動かす機会が少なくなり、恥骨筋周辺の筋力が衰えている人が多いのです。
■恥骨筋が衰えると、こんなことが起きやすくなる!
- 股関節が動かず歩きづらい
- 腸への圧迫などによる便秘
- 筋力低下による尿もれや頻尿
- 骨盤のずれなどによる腰痛や肩・首こり
- 内臓下垂による下腹ポッコリ
つまめば、停滞していたリンパと気持ちが動き出す!
つまんでほぐして筋肉と筋膜の間の癒着をゆるめれば、リンパの流れがよくなり、経絡も刺激されて、停滞していた「気・血」が勢いよく流れ、関連する臓腑も動き出します。
体も本来の動きを取り戻してよく動くようになり、今まで感じていた体の痛みや不快感が和らいでいきます。
さらには正しい姿勢をキープすることがラクにできるようにもなり、結果として、ぜい肉のない、引き締まった腹部に変わり、下半身のむくみも解消されるのです。
次回の記事では、「4ステップ・恥骨筋「つまみほぐし」マッサージ」を紹介していきます。
取材・文/石原輝美、黒木博子(smile editors) 撮影/トヨダリョウ モデル/塚本理絵(FRONT) ヘアメイク/枝村香織 イラスト/TAKUMI
※本記事は、書籍『ゆがみ、むくみ、たるみを改善! 恥骨筋1分つまみほぐし』より一部抜粋して構成しています。
※効果には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。
※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。

