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大谷翔平が完全復調した“本当の理由”…ロバーツ監督の決断で消えた「魔の2番問題」

大谷翔平が完全復調した“本当の理由”…ロバーツ監督の決断で消えた「魔の2番問題」

◆タッカーもベッツも苦戦したドジャースの2番事情

 ここで改めて今季のドジャース打線で2番を務めた主な打者の成績をまとめてみた。

【主なドジャース2番打者の当該打順での打撃成績】
タッカー:21試合 打率.238、2本塁打、11打点
フリーマン:18試合 打率.211、0本塁打、5打点
ベッツ:11試合 打率.149、1本塁打、2打点
パヘス:7試合 打率.333、2本塁打、5打点

 ご覧の通り、パヘス以外の3人はそろって低調な成績。前日(現地時間1日)時点で、ドジャースの今季の2番打者がマークしたOPSはメジャーワースト3位の.613に留まる。

 主にベッツがその役割を担った昨季のOPSが.742でメジャー19位。昨季もやや物足りない成績だったが、今季はそれに輪をかけて悪い数字だ。タッカー、フリーマン、ベッツという強打者3人がスランプに陥った“魔の2番”で結果を出しているパヘスの存在は大きいと言わざるを得ないだろう。

◆大谷への四球激減が示すパヘスの価値

 そのすごさは、パヘスが2番を打つようになってから大谷がほとんど歩かされていなかったことからも分かる。

 現地2日の試合で大谷は敬遠で歩かされたが、それまで29打席連続で四球がなかった。大谷が歩かされなくなったのは、ちょうどパヘスが2番を打ち始めたタイミングとシンクロしている。

 今後、打者・大谷が完全復調するかどうか。それは2番打者の役割も大きいだろう。パヘスがそのカギを握っていると言っても過言ではない。

文/八木遊(やぎ・ゆう)

【八木遊】
1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
配信元: 日刊SPA!

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