田舎の空き家をリノベーション。奈良の小さな「森の家」ができるまで。

田舎の空き家をリノベーション。奈良の小さな「森の家」ができるまで。

田舎の空き家をリノベーションして、モダンな住まいへ。フィリックス・コンランとエミリー・スミス、奈良の小さな「森の家」ができるまで。#2

INTERIOR 2026.5.30

二人が移住を決めて下見に訪れた際には、建物の中に入ることはできず、外側のサイズだけを測りロンドンへ帰国。戻るとすぐにフィリックスさんはリノベーションのスケッチ(p.131上)を描き上げた。広さは約75m²。けっして広くはないものの、ロケーションに魅了された二人にとって家の大きさは最優先事項ではなかったという。  実際に改装を始めると、壊せない柱があるなど想定外の多くの問題が発生。「いったんすべてをリセットし、まず考えたのは家の中にいながら周囲の自然と一体化するような、窓を多く作ること」とフィリックスさん。シンボルツリーの柿の木が玄関から見えるように窓を配置。床には〈ハ・パートナーズ〉が手がける …

andpremium.jp/article/live-small-mook-05

自ら手がけた家具が彩る、日本様式の趣を残したリビング。フィリックス・コンランとエミリー・スミス、奈良の小さな「森の家」ができるまで。#3

INTERIOR 2026.5.31

 かくして築140年の家は梁にその面影を残しつつも、モダンな住居へと生まれ変わった。大きなガラス扉の玄関から入ってすぐにあるのがリビングだ。中央には囲炉裏をイメージした暖炉が置かれ、ダイニング&キッチンとを緩やかに区切る役割を果たしている。「かつて家の中心にあった囲炉裏は、暖房や調理場を兼ねた日本の生活の象徴。とても大切な存在として捉え、センターに置くことを決めました」とフィリックスさん。ここにも日本で受け継がれてきた生活様式を、新たな形で未来へと引き継ぐ気概が顔を覗かせる。  「家の裏手にある柿の木は、この家のシンボルツリー。植えた人に思いを馳せ、これから先も続いていく気持ちを大切にしたくて …

andpremium.jp/article/live-small-mook-06

配信元: & Premium.jp

あなたにおすすめ