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4万円のジャンク品から始まった新世界。53歳会社員が100万円超を“幸せ散財”して知った、演奏の喜び

4万円のジャンク品から始まった新世界。53歳会社員が100万円超を“幸せ散財”して知った、演奏の喜び

◆4年間でアコーディオンに費やしたお金は…

50代からの[幸せ散財]革命
梶原さんのアコーディオン
4年間でアコーディオンに費やしたお金はレッスン代も含めて100万円を超えたが、一時やめようと思ったことも。

「中学ではギターに憧れたけど、コードが覚えられず断念。大学ではサックスに挑戦したけど、学生ローンが残っただけ……。俺には音楽の才能はないので、1年ぐらいでアコーディオンもやめようと思ったんです。なにせ、右手でメロディを弾いて、左手でベースボタンを押さえ、“ふいご”を動かすという3つの動作を同時にこなさなければならない。ほかの楽器よりも難しいんですよ。

でも、弾いてみたいという友人に1台貸して、あるとき2人で演奏してみたら、自分が上達していることに気づいた。当たり前なんだけど、初心者の友人よりも、明らかに俺の音色のほうが綺麗なんですよ。試しに公園で2人で弾いてみたら子供たちがワーッと寄ってきて、気持ちよくなった。それで、もうちょっと頑張ってみようと」

◆「中高年のアコーディオン愛好家が増えている」

梶原さん曰く、「近年、中高年のアコーディオン愛好家が増えている」。

一台でメロディとベースラインを奏でる特殊性に加えて、どこか懐しい音色が昭和のおじさんたちを虜にするのだという。

「4年続けてレパートリーは3曲だけ」と、梶原さんは難しさを強調するが……だからこそ、挑戦しがいがあるようだ。

※2026年6月2日・9日合併号より

取材・文/週刊SPA!編集部

―[50代からの[幸せ散財]革命]―

配信元: 日刊SPA!

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