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「ふざけるな!」新幹線で“大声通話”を止めないサラリーマン。数分後、「申し訳ありません」と小さな声で謝ったワケ/車内マナー「改善された」と感じる人はわずか2割未満の調査結果も

「ふざけるな!」新幹線で“大声通話”を止めないサラリーマン。数分後、「申し訳ありません」と小さな声で謝ったワケ/車内マナー「改善された」と感じる人はわずか2割未満の調査結果も

◆■「やや悪化した・悪化した」と感じる人の割合は?

中村さんが遭遇した今回のトラブル。男性が車掌の登場と同時に小声で謝罪したという結末は、ある意味で「日本らしい」収まり方でもあります。ただ、この種の出来事を「またか」と感じる人は、決して少なくないようです。

日本民営鉄道協会の2025年度調査では、「駅や電車内のマナーは以前に比べて改善されたと思いますか」という設問に対し、「改善された」と答えた人はわずか3.1%、「やや改善された」と合わせても18.4%。一方で「変わらない」が39.2%と最多、「やや悪化した・悪化した」と感じる人も合計42.5%にのぼりました。前年(47.4%)からはやや改善したものの、依然として4割以上が“悪化”を肌で感じている計算です。

【駅や電車内のマナーの改善傾向】
改善された:3.1%
やや改善された:15.3%
変わらない:39.2%
やや悪化した:17.2%
悪化した:25.3%

(出典:日本民営鉄道協会「2025年度 駅と電車内のマナーに関する調査」)

迷惑行為の総合ランキングを見ても、「騒々しい会話・はしゃぎまわり」は3位(30.2%)と、3年連続で上位をキープ。中村さんが感じた恐怖は、決して特殊なものではなく、多くの乗客が日常的に抱えている不快感の延長線上にあると言えます。

そしてもうひとつ気になるのは、車掌が来た瞬間に男性がスッと声を落とした、あの切り替えの早さ。権威の前ではすぐ大人しくなる怒りは、結局のところ、相手を選んでぶつけられているということでもあります。新幹線という閉じた空間で、自分より弱い立場の誰かに、似たような顔を見せていたのかもしれません。

中村さんがとった「直接注意せず、車掌に伝える」という判断は、こういう相手に対しては最も現実的な正解です。激昂している人に正面から対峙するのは、それ自体がリスク。自分の安全を守りながら、間接的に状況を変える――そんな”スマートな関わり方”が、これからの公共空間ではますます大切になっていくのかもしれません。

新幹線で“大声通話”を止めないサラリーマン
※写真はイメージです(画像生成にAIを利用しています)
<再構成/日刊SPA!編集部>

【八木正規】
愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
配信元: 日刊SPA!

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