3. ミッションは、小樽の「素材」を、新しい感性で再編集すること

[小樽運河の風景]
小樽というまちが持つ歴史・文化やそれを取り巻く環境は、深く掘れば掘るほどバラエティー豊かです。運河を残した人たちの意志、港町として栄えた時代の記憶、海と山に挟まれた地理的なユニークさ—これらをどう切り取り、どう組み合わせるかによって、まったく新しい体験の形が生まれる可能性があります。この仕事に期待されているのは、そうした素材を新しい感性で見直し、「旅行者に届く体験コンテンツ」として再編集することです。また「旅行者の立場なら、何を求めているのか」という視点を持つことも非常に重要です。観光業の専門知識もさることながら、旅行者としての感覚と、それを形にしようとする構想力が求められます。
さらにこの仕事は、体験コンテンツの企画・開発だけではなく、それを売れる形にする販売促進までも一気通貫で担うものです。観光協会のスタッフと連携しながら、その中心として動いていただくことを期待しています。
主な業務は、以下のようなものになります。
- 地域の事業者やガイドの皆さんと議論しながら、体験のアイデアを出し合う
- 実際に旅行者が申込み、体験できる商品として形にしていく
- 既存の体験商品については、磨き直しや改善などもリードする
- 作ったコンテンツをSNSや観光協会の公式サイトを通じて発信する
- 観光協会が関わるイベントにも参加し、現場での関係構築も積み重ねていく
それぞれ単独で動くわけではなく、チームの一員として、あるいは地元の関係者と共同で進めることになりますが、最初は今あるコンテンツを理解するところから始めていただくことになると思います。すでにあるものを磨いて届けることから初めて、徐々に自分の独自性を発揮するものを作っていって下さい。焦らず、でも着実に積み重ねていけるような姿勢で従事できる方をお待ちしています。
4. 求めているのは、こんな人
観光業や旅行業での専門経験は、もちろんあれば非常に頼りになりますが、必ずしも必須ではありません。むしろ、そうした経験よりも気質を大切にしています。
求められるキーワードは、「コミュニケーション力」「企画力」「行動力」の三つです。
地域の多様なプレイヤーと対話しながら一緒に形をつくっていく力、アイデアを実際の動きに変えていく力、フットワーク軽く現場に出ていける姿勢—こうした気質がある人なら、観光業に携わった経験がなくても十分に活躍できる仕事です。
特にこんな方はイメージに近いと思います。
- 企画・コーディネート・イベント運営などの仕事を経験したことがある方
- SNS・ホームページ・写真・動画など、発信に慣れている方
- 人と話すこと、関係を作っていくことが得意な方
- 旅行が好きで「旅行者として何が楽しかったか」を良く覚えている方
もちろん、これらをすべて完璧に満たしていることが必須ではありません。何か一つ強みになる要素があれば、それを糸口に現場でその力を伸ばしていくことはできるはずです。

