借用書がないことの恐怖と、いつ完済されるか分からない不安な日々
お金を貸したものの、借用書がない状態での貸し借りは、男性の心に大きな不安を抱えさせることになりました。
当時の困りごとについて、男性は「借用書がなかったこともあり、お金を貸した後でいつまでに返すなどの返済期日が決まっておらず、そのまま持ち逃げできる状態になってしまっていたことが特に困ったことでした」と回答。

「本人には返済意思はあったのですが、大金のためいつまでに払ってもらえるのか、という点で困ることになりました」と、200万円という大金がいつ手元に戻るか分からない状況に頭を抱えました。
当時の心境について、「いつまでに返してもらうことができるのかがわからず、かといって口約束の範囲で期限がわからない状態だったのでどうしたらいいかがわからない」と激しい戸惑いがあったそうです。
「ざっくりと見通しは聞いているものの、あちらも個人自営業になるため、返済がまばらで返し切ってもらえるかがわからない点でとても不安を感じていました」と、相手の返済能力に対する疑念と、お金を失うかもしれない恐怖に苛まれる日々を過ごしました。
友人への相談と誓約書の作成で、ようやく見えた解決の糸口
このままではいけないと悟った男性は、状況を打開するために行動を起こします。
「当人に返済の意思があったものの、自営業で返済にばらつきが出ている状態でした。そのため、追加で本人と誓約書を交わして月に一定の金額以上を返してもらう形で誓約書を書いてもらいました」と男性。

誓約書の作成にあたっては「書き方などを友人に相談しました」と、周囲の助けも借りながら手続きを進めたそうです。
この行動が功を奏し、「誓約書の作成後は返済が安定しました」と事態は好転。「実質無期限だった返済期間が期限付きに変わったことで不安点も減り、あちらも返済のやる気が上がったようでした」と、書面での取り決めが相手の責任感を促す結果につながりました。
しかし、男性は当時の行動を振り返り、「期日を決めることと、結局当人同士の書面でやり取りを進めてしまったことがまずかったと感じています」と反省を綴っています。もし当時の自分に戻れるなら、「弁護士などしかるべき人に立ち会ってもらって進行しなければならなかったと感じています」と男性。
今回のトラブルを通して、「お金の貸し借りは借りる側に返済意思があっても、返済めどや詳細が決まっていないことで不安感が付きまとってしまうと感じました」。
最後に、「お金が絡む内容は常に弁護士などを挟んで対応をしようと思いました」と、金銭の貸し借りにおける厳格なルールと専門家の重要性を痛感した教訓を回答してくれました。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年6月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
