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老人ホームへ入所する年金7万円・76歳父の通帳を整理中、ふと見つけた「20年続く毎月40,000円の仕送り」…宛先を聞いた46歳息子が「唖然」としたワケ

老人ホームへ入所する年金7万円・76歳父の通帳を整理中、ふと見つけた「20年続く毎月40,000円の仕送り」…宛先を聞いた46歳息子が「唖然」としたワケ

高齢親が施設に入る際、頼りになるはずの「老後資金」。しかし、内閣府の「令和6年度 高齢社会対策総合調査」によると、高齢者の金融資産の平均は1,769万円であるものの、割合として最も多いのは「1~500万円未満」の16.0%です。また、日常生活の中で預貯金を取り崩してまかなうことが「ある(よくある+時々ある)」と答えた人は61.2%に上ります。本記事で紹介するのは、老人ホームへの入所が決まった70代の父親の通帳から、「謎の毎月4万円の引き落とし」を発見した事例です。老後資金が枯渇するまで父が払い続けていたそのお金は、父が人生をかけて守り抜いた「ある約束」の証でした――。

父の老人ホーム費用

「ダイスケ、俺の荷物はこれだけでいい。あとは全部処分してくれ」

数年前に母を亡くして以来、地方の実家で一人暮らしを続けていた父・トミオさん(76歳)が、老人ホームへ入所することになりました。足腰の衰えが進み、一人での日常生活が難しくなったためです。

長男のダイスケさん(46歳)は、週末を利用して実家の片付けと、今後の施設費用の支払いに向けた財産管理を引き受けることにしました。父親の年金は、月額7万円。当然、これだけでは毎月の施設代には到底足りず、不足分はダイスケさんが仕送りをして補填する前提で話が進んでいました。「貯蓄が少しでも残っていれば」と、父の通帳を確認してみることに。その際、奇妙な履歴をみつけました。

毎月、決まって4万円が、特定の個人名義の口座へ振り込まれていたのです。

過去の通帳に刻まれていた「20年間の仕送り」

振込先の名前はダイスケさんの記憶にはない名前でした。男性にも女性にも使われる名前のため、性別はわかりません。

「年金暮らしで、個人の名義に毎月4万円も送金しているなんて。自分のお金もないくせに、誰かに仕送りしている場合か? もしかして、詐欺師か? いや、昔の愛人かも……」

不審に思ったダイスケさんは、引き出しの奥からさらに古い通帳まですべて引っ張り出し、時系列順に並べて確認しました。すると、その「月4万円の振込」は、最近始まったことではないことがわかります。いまからちょうど20年前の通帳にも、まったく同じ口座名義へ、毎月きっちり4万円が振り込まれていたのです。20年間にわたって総額960万円もの大金が、謎の人物に送られ続けていることがわかります。

20年前といえば、ダイスケさんは26歳。ちょうど実家を出たころです。ダイスケさんは真相を確かめるため、通帳を握りしめて父親のもとへ向かいました。

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