◆金さえあれば出来ることをうらやむ必要はない
56才男性:人生の価値観をどこに置くかっていう話になるんですけど、私はお金を出せばで出来ることって何もうらやましくないんですね。どこそこの海外旅行に行ったとか、1日1組の宿に泊まったとか、そういうのって本当にどうでもよくて。
それより、何かの試験に合格するとか、くだらない話で言うと、ゴミ出しの奥さんの胸が見えたりすることのほうが価値が高いんですよ。お金ではどうにも出来ないことだから。
これは単に私の考えに過ぎないんですけど、みなさんも同じようになってくれたら、日本のこの変な空気? 拝金主義? そんなものもなくなるのかなって。
編集部:真面目な話かと思えば、奥さんの胸って。そこが一番納得できました。
◆仕事は食べていくための作業と割り切れば心がラクになる
48歳男性:僕、30代の半ばにウツ病っぽくなったんですよ。今48なんで15年ぐらい前ですね。原因は仕事です。とにかく激務で、睡眠時間も毎日4時間とかでしたから。わりと大きな金融関係の会社です。
そのころは、せっかく大学を出て入った大きな会社だし、辞めるなんて考えられなくて。でも結局、心がおかしくなって退社したんです。
その後、いくつか仕事を変えるなかで、仕事観も変わっていって。それまでは仕事こそ男性の人生だなんて思ってたんですけど、ただ食べるために働くんだって意識に切り替えたんです。かっこよさとか見栄とかやりがいとか、そういうのはすべて捨てて、食べていけるだけのぶんをマシンのように黙々と働こうって。
そうしたら急にすーってラクになって。ウツになったのも、プライドのせいで激務に立ち向かわなきゃなんないって思ってたからなんでしょうね。これは独身だから言えることかもしれませんけど、仕事なんて食べるための作業に過ぎないって考えになってから、生きていくのがつらくないなって思えました。
編集部:マシンになりきれればそうかもしれないです。問題はその境地に立てるかどうか。
<TEXT/鉄人社編集部>

