脳トレ四択クイズ | Merkystyle
さんざん援助してやったのに…「35歳息子の罪」を代わりに背負わされた年金25万円の60代夫婦。盆暮れ・誕生会にいつも来てくれた嫁はLINEすら未読無視、4歳孫も一切顔を出さなくなったワケ

さんざん援助してやったのに…「35歳息子の罪」を代わりに背負わされた年金25万円の60代夫婦。盆暮れ・誕生会にいつも来てくれた嫁はLINEすら未読無視、4歳孫も一切顔を出さなくなったワケ

息子の犯した罪

なぜ、完璧だったお嫁さんが、ここまで義実家を拒絶するようになったのでしょうか。

トシユキさんもヨシコさんも、その理由は痛いほどわかっていました。ただ、自分たちの心の中で折り合いがつかなかったのです。

それは、息子の「浮気」でした。リコさんが共働きで仕事をこなしながら、ワンオペに近い状態で4歳の孫を育てていた裏で、息子は別の女性と関係を続けていました。それが数ヵ月前、リコさんの知るところとなり、夫婦関係は破綻。

息子からその事実を打ち明けられたとき、ヨシコさんは息子を怒鳴りつけました。悪いのは100%息子。それはわかっているのです。しかし、老夫婦にはどうしても割り切れない感情がくすぶっていました。

親の謝罪すら届かない嫁の拒絶

「息子があんな不始末を起こしたのは本当に情けないです。心よりお詫び申し上げます」

事実を知ってすぐ、ヨシコさんはリコさんへ謝罪の電話を掛けましたが、応答がないので、LINEを何度も送りました。しかし、リコさんから返信が来ることはありません。次第に、老夫婦のなかには「寂しさ」と同時に、ある種の「怒り」に似た感情が湧き上がってきます。

「悪いのは息子であって、私たちじゃない。私たちはリコさんの味方になって息子を叱ったし、これまでだって、さんざん援助してあげてきたのに……」

リコさんからすれば、裏切った夫の親からの連絡など、いまは視界に入れたくもない苦痛の対象でしかないのでしょう。夫の実家から受け取ってきた数々の援助すら、いまの彼女にとっては「夫の不倫」という最悪の裏切りによって、すべて色褪せ、汚されたものに感じられているのかもしれません。

どれほど親が息子を叱り、平身低頭で謝罪したところで、リコさんの凍りついた心を溶かすことはできませんでした。

あなたにおすすめ