息子の罪を背負わされた、老夫婦の寂しい余生
現在、息子夫婦は離婚に向けて、弁護士を介して話し合いを進めているそうです。
実家への帰省や誕生会のたびに、笑顔で綺麗な花を持ってきてくれたリコさん。そして、遊びにくるたび、胸に飛び込んできた4歳の孫。あの温かかった光景は、息子の身勝手な行動によって、一瞬で永遠に失われてしまいました。
「お金を出してあげたときは、あんなに感謝してくれたのに。息子が裏切ったら、親の私たちまで一括りに捨てられてしまうのね……」
ヨシコさんは、誰も来なくなった静かなリビングで、かつて孫が遊んでいたおもちゃをみつめながら、ぽつりと呟きました。
年金25万円という安定した老後を手に入れたはずの60代夫婦。しかし、彼らを待っていたのは、息子の罪を代わりに背負わされ、「さんざん尽くしたお嫁さん」と「最愛の孫」から存在ごと抹消されてしまった、あまりにも寂しく、理不尽さすら感じる余生でした。
