職人技が仕掛ける「丸ごと果実」を食べる!
私がこれまでに持っていた「スムージー=野菜やバナナを混ぜたミックスジュースのようなもの」という概念は、平野さんの手仕事を見て覆されました!

凍らせた果物にミルクやレモン果汁、ヨーグルトなどの副素材を合わせ、10g、10cc単位で緻密に計算されたレシピをもとにブレンダーへ。
一気に撹拌するのかと思いきや、平野さんは細かくブレンダーのスイッチをオン・オフします。回しては手を止め、手作業でかき混ぜて、空気を含ませて、また少しだけ回す。果物の品種やその日の状態によって異なる果汁量や柔らかさを、五感を研ぎ澄ませて見極めているのです。

出来上がったスムージーは、ジュースのようにサラサラしていません。ジェラートのようでいて、ジェラートよりも驚くほど瑞々しくなめらか。

ひとくち目は、シャリっとしたソルベのような食感をスプーンですくって贅沢に“食べる”。そして時間が経つにつれて溶け出し、最後はストローでダイナミックにゴクゴクと飲み干せるドリンクへと変化していく。丸ごと果実を食べているかのような贅沢なグラデーションに、思わず笑みがこぼれます。
ひと足早く夏を呼び込む、スイカのスムージー
季節ごとに旬の移ろいを楽しめるラインナップの中で、この初夏に絶対に見逃せないのが、「スイカスムージー」です。

取材当日は、実の美しさと濃厚な甘さにこだわり、奈良の農家が大切に育てた小玉スイカ「ピノガール」を使用。時期によって品種は異なりますが、スイカは抜群の利尿作用を持ち、夏の美容対策にも嬉しい一杯です。さらに、このスイカスムージーには「アイスの少量トッピング」が無料で楽しめる嬉しいサプライズも。

途中でアイスを混ぜ合わせれば、クリーミーなコクが加わる最高の“味変”を堪能できますよ。ちなみに冬の時期には、このブレンダー技術を駆使した濃厚な野菜ポタージュが登場するそうで、年中目が離せません!