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冬の姿から初夏の絶景へ!「あやせローズガーデン」で見るつるバラ誘引の魔法<8タイプ解説>

冬の姿から初夏の絶景へ!「あやせローズガーデン」で見るつるバラ誘引の魔法<8タイプ解説>

あやせローズガーデン

神奈川県綾瀬市にある「あやせローズガーデン」は、約290品種、900株強のバラが咲く、いま大注目のローズガーデン。なかでも初夏に圧巻の景色をつくるのが、アーチやカゼボ、壁面を彩る「つるバラ」です。
この美しい景色は、冬に行われる“誘引”作業によってつくられていることをご存じでしょうか。今回は、冬の誘引後の姿、そして初夏の開花で美しい景色となった変化を比較しながら、「あやせローズガーデン」でぜひ注目してほしいつるバラ10品種について、ガーデンを監修する河合伸志さんに教えていただきます。

神奈川の新名所「あやせローズガーデン」とは?

あやせローズガーデン
園内の中央に位置する「ピースフル・ガーデン」で華やかに咲くのは、綾瀬市のオリジナルのバラ「ル・デパール・ド・アヤセ」。

神奈川県綾瀬市にある「あやせローズガーデン」は、2025年春に本格オープンした最新のバラ園です。約7,700㎡の園内に約290品種、900株強のバラが植栽され、“世界を旅する”ように11のエリアを散策しながら、多彩なバラ咲く風景を楽しめます。2026年5月末には、累計来園者数20万人を突破という記録を更新。

2026年は、4月下旬からバラの開花が始まり、早咲き種から遅咲き種までバトンタッチするように咲き継ぎ、多くの方に花々の景色が楽しまれました。最盛期のバラは終わりましたが、6月下旬からは二番花が咲き、真夏の景色へと移り変わります。

あやせローズガーデン
「トロピカルガーデン」から「ホワイトガーデン」へ、次のエリアへと誘う2連のアーチ。

庭を監修しているのは、植物専門家でバラの育種家としても活躍する河合伸志さん。品種の個性を生かした植栽や立体的なデザインにより、アーチやガゼボ、壁面、樹木などを彩るバラの景観が楽しめるのも特徴です。

オープン以来、バラ好き・庭好きの間でも話題となり、当サイトでもその魅力を紹介した記事が多くの読者に読まれています。

園内の見どころを詳しく紹介した記事はこちら。

神奈川の新名所「あやせローズガーデン」約290品種、900株強のバラが咲く “世界を旅する”バラ園の見どころ完全ガイド
ホワイトガーデン
小輪の純白花がたっぷり開花する‘ギルランド・ダムール’のアーチから「ホワイトガーデン」を望む。

ガーデンでぜひ注目したいのが、アーチや壁面を彩る「つるバラ」です。

つるバラの華やかな景色は、冬に行われる「誘引」という作業によってつくられています。

今回は、冬に誘引された姿と初夏に咲き誇る姿を比べながら、あやせローズガーデンで絶景をつくる、つるバラの魅力をご紹介します。

初夏の絶景は冬につくられる。つるバラの「誘引」とは?

つるバラの誘引

つるバラは、そのまま枝を伸ばすだけでは花が上のほうに偏り、見応えのある景色になりません。そこで枝に満遍なく花を咲かせるために、冬の休眠期に枝を整理し、横向きや斜めに固定する「誘引」という作業を行います。

アーチへの誘引
【冬】「トロピカルガーデン」と「メドウガーデン」をつなぐ、5連のアーチ。フレームに沿ってつるが誘引されている。

枝の途中から花芽が出やすくなる“頂芽優勢(ちょうがゆうせい)”の性質を生かし、枝を横に倒す誘引を行うことで、初夏には壁やアーチいっぱいに花が咲くようになります。「あやせローズガーデン」でも、冬の間に丁寧な剪定と誘引の作業が多数行われたことで、この見事な景色がつくられています。

5連のバラのアーチ
5連のアーチの開花風景。空が完全に隠れないよう、つるの量を調整している。

河合さんは「つるバラは誘引の仕方で咲き方が大きく変わります。初夏に庭を訪れるときは、どんな枝の流れで誘引されているかも注目してほしい」といいます。

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