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「勝てる馬ちゃうやん」福永祐一調教師の発言が物議…勝負より“着順優先の騎乗”はアリなのか

「勝てる馬ちゃうやん」福永祐一調教師の発言が物議…勝負より“着順優先の騎乗”はアリなのか

今年が開業3年目の福永祐一調教師。すでに5つの重賞を制し、G1にも有力馬を送り込むなどビッグタイトルも手の届くところに来ている。

 そんな福永師の“本音”とも取れる発言を巡り、競馬ファンや関係者の意見が真っ二つに分かれている。

◆福永師が明かした“人気薄騎手のリアルな判断基準”

 賛否を呼んだ発言が飛び出したのは、今月12日に公開されたYouTube動画内でのことだ。お笑い芸人・ビタミンSお兄ちゃんの『お兄ちゃんネル』に福永師はゲスト出演。普段から親交のある2人がサシ飲みトークを繰り広げた。

「NGなしの質問コーナー!」というタイトル通り、福永師は視聴者から事前に寄せられた質問にざっくばらんに答えていた。

 そしてトークが進むにつれて、自ら持ち出したのが、「なんでこんなスローペースやのに動かへんねん(っていう時があるやん)」という騎手目線から見た競馬の奥深い話題だった。

 ビタミンSお兄ちゃんは、キタサンブラックが逃げ切った2016年のジャパンCを回想。なぜどの騎手も本命馬に鈴をつけに行かなかったのかと切り出した。

 これに対して福永師は、競馬において「2番手のポジションにつけた人馬がレースをコントロールする」という持論を展開したうえで、1番人気キタサンブラックの例でいえば、もし福永師が2番人気の馬で2番手に付けていれば「当然捕まえに行く」と発言した。

 その一方で、もし騎乗したのが10何番人気の伏兵馬なら「(2番手から無理に)捕まえに行くわけあらへん」と語った。

 つまり、「騎乗馬の評価や勝算によって仕掛けどころが変わる」というのが福永師の考え方だろう。福永師は実力で劣る人気薄の馬が逃げ馬に絡んでいくことに「なんのメリットもない」と断言。人気薄の騎手が無理に勝負へ行かないケースもあることを踏まえて予想するべきだと、元騎手ならではの視点を披露した。

◆2017年の有馬記念を振り返った発言が物議

 さらに、2017年の有馬記念で自身が騎乗したシャケトラの話題を持ち出したのだが、この時の発言がさらに物議を醸すことに。

「キタサンブラックが逃げ切ったんだけど、なんで捕まえにいかへんねん。だって(シャケトラはキタサンブラックに)勝てる馬ちゃうやん」

 同年の有馬記念もまた、武豊騎手に導かれたキタサンブラックが勝利。引退レースを見事に逃げ切ったのだが、この時もまた後続に競りかけられることがなかった。そしてその2番手を進んでいたのが、他でもない福永師が騎乗したシャケトラだった。

 この時のシャケトラは7番人気で6着。勝ち負けには加われなかったものの、大きく崩れることなくレースを終えた。この結果について、動画内では「俺はそれでOKだと思った」と振り返っている。

配信元: 日刊SPA!

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