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「勝てる馬ちゃうやん」福永祐一調教師の発言が物議…勝負より“着順優先の騎乗”はアリなのか

「勝てる馬ちゃうやん」福永祐一調教師の発言が物議…勝負より“着順優先の騎乗”はアリなのか

◆「勝てる馬じゃない」発言に納得できないファンも

 この発言を額面通りに受け取るなら、福永師はキタサンブラックを倒すことよりも、シャケトラで少しでも上位着順を確保することを優先していたようにも受け取れる。

 一見すると消極的な騎乗だったようにも映るが、能力差を踏まえて少しでも高い着順を目指すという考え方自体は、競馬の戦術として理解できる部分もある。もしシャケトラが早めにキタサンブラックを捕まえにいっていれば、惨敗していた可能性もあっただろう。福永師とすれば、その瞬間に感じた最善の判断を下しただけとみられるが、これに納得できないファンも少なくなかったようだ。

「今すぐシャケトラのアタマを買った人に謝れと言いたい」
「着狙いで賞金を持ち帰るってのはわかるんですけど、話してはダメな内容ですね」

 そもそも日本中央競馬会競馬施行規程の第81条には「競走に勝利を得る意志がないのに馬を出走させてはならない」という文言がある。一部ファンからは、福永師の発言が競馬施行規程の理念と整合するのか疑問視する声も上がった。


◆「トップジョッキーなら当然」との擁護論も

 一方で、福永師を擁護する意見も少なくなかった。

「発言の趣旨や内容自体は問題なくて、説明の仕方をミスっただけ」
「言い方の問題であって、トップジョッキーの思考としてはごもっともでしかない話」

 このように福永師の考えに賛同する声も聞かれたが、伝え方に問題があった、もしくはそもそも誰もが視聴できるYouTubeで発言するべきではなかったという意見も多かった。

 もっとも、福永師が語った内容そのものは決して特殊な考え方ではない。競馬は能力比較のスポーツであり、騎手はレース中に自らの勝算を瞬時に判断しながら戦術を選択している。勝ち負けが難しいと判断した場合、少しでも上位着順を確保する競馬へ切り替えるケースも決して珍しくない。

 ただし、ファンの立場からすれば話は別だ。馬券を購入する以上、どの陣営も最後まで勝利を目指しているという前提でレースを見ているからである。

配信元: 日刊SPA!

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