◆皮膚のかぶれやアレルギー反応のリスクも
鬼龍院さんのケース以外にも食べ過ぎることによって生じるトラブルがあるようです。専門機関の情報(※)によると、いのむかつきや胸やけ、皮膚のかぶれや水疱の発生、じんましんや呼吸困難などのアレルギー反応を起こすリスクも指摘さていて、これらの副作用は厚生労働省のサイトでも言及されています。また医薬品との組み合わせにも注意が必要です。血圧降下や血液をサラサラにする作用があるため、特定の薬(ワルファリンなどの抗凝固薬、降圧薬、HIV治療薬、一部の風邪薬など)と一緒に摂取すると、作用が強まりすぎたり効果が弱まる場合があります。
ちなみにニンニク自体には、依存症を引き起こすような薬物的な中毒性はありません。しかしながらあの独特の香りには、他の食品にはない病みつき感が伴うことも。
強力な健康効果を持つ反面、食べ過ぎによるリスクがあるということを念頭に置いておく必要はありそう。自己責任でほどよく楽しむのが良いのかもしれません!
<TEXT/スギアカツキ>
※参照元
・ひまわり医院(内科・皮膚科)
・厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
・公共社団法人福岡薬剤師会薬事情報センター
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12。

