脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「日本のことはよく知っている」と語るチュニジア新監督。必勝を狙う日本代表が選択すべき“ベストの布陣”とは

「日本のことはよく知っている」と語るチュニジア新監督。必勝を狙う日本代表が選択すべき“ベストの布陣”とは

◆「チュニジア新監督」ルナール氏とは

初戦で貴重な勝ち点1を確保した日本は、日本時間21日13:00(現地時間20日)にチュニジア代表との第2戦を迎える。対戦相手のチュニジアは初戦のスウェーデン戦で1ー5と大敗を喫し、本大会中という異例のタイミングでサブリ・ラムシ監督を解任した。日本側からすれば相手の出方が読めず、より難しい局面になったといえる。指揮官交代による一時的なチームの活性化を危惧する声も上がるが、過度な心配は不要とみている。

新たに就任したのは、2026年4月までサウジアラビア代表を指揮していたエルヴェ・ルナール監督。2022年大会でアルゼンチンを撃破した「白シャツの魔術師」の招聘に警戒感を強める意見も散見される。しかし、いかに優れた名将といえど、1週間足らずの準備期間で、新しい戦術を浸透させるのは不可能に近い。現にルナール監督は、代表の誇りを選手たちの魂に訴えかけ、巻き返しへの檄を飛ばすアプローチに終始している模様だ。

ただ、組織が良い状態だった頃の記憶を呼び覚ます手法は有効に働く。チュニジアにとっての成功体験とは、堅守を誇った予選の戦い方だ。堅実な守備ブロックの形成は、ルナール監督自身のスタイルとも合致する。就任会見で「日本の特徴は把握している」と語った通り、従来のベースにピンポイントの日本対策を組み込んでくる可能性が極めて高い。

◆日本と引き分けた際の戦術を使うのか

具体的な構造を予測すると、基本布陣には使い慣れた4バックの採用が有力視される。安定していた予選期のシステムであり、ルナール監督の趣向とも重なるためだ。一方で中盤から前線の構成は流動的で、4ー2ー3ー1や4ー4ー2など柔軟に形を変える特徴を備える。

注目すべきは、ルナール監督が過去に見せた対日本シフトの再現性だ。2025年3月25日に対戦して0ー0で引き分けたサウジアラビア戦を振り返る。当時のサウジアラビアは4ー4ー2を基本としながらも、守備局面では前線の一枚をスライドさせ、右MFを最終ラインに下げて5ー4ー1の可変システムを構築した。今回も右サイドの守備タスクを増やし、実質的な5バックでスペースを消してくる狙いが透ける。右サイド側にユーティリティ性の高い人材が揃う事情に加え、チュニジアの司令塔である10番ハンニバル・メイブリが中央や左寄りに位置する関係上、右側に防波堤を築く計算は理にかなう。

攻撃の局面では、やはり高精度のキックを備えるハンニバルがタクトを振る。彼を起点にサイドの広大なスペースへ素早く展開し、鋭いクロスからゴールを強襲するのがチュニジアの黄金パターンだ。サイドバックが高い位置を取る日本の背後を突くため、従来の手法をさらに研ぎ澄ましてスピード重視の奇襲を狙うに違いない。

もっとも、これらは不確定要素を孕む推測に過ぎず、最終的な最適解はピッチ上でしか判明しない。決勝トーナメント進出に向けて勝利が絶対条件のチュニジアが、リスクを排除した徹底的な専守防衛に舵を切る選択肢も十分に考えられる。事前のスカウティングが無効化される以上、日本に求められる要素は高度な現場対応力だ。相手のボールの集約先や狙い所、守備の綻びをピッチ内で迅速に見極める眼が試される。不透明な状況下でキックオフを迎えるため、臨機応変なゲームコントロールと素早い意思統一が不可欠となる。2026年大会から導入されたハイドレーションブレイクも有効に活用し、抜かりのない調整を期待したい。


配信元: 日刊SPA!

提供元

プロフィール画像

日刊SPA!

日刊SPA!は、扶桑社から発行する週刊誌「週刊SPA!」が運営するニュースサイトです。雑誌との連動はもちろん、Webオリジナルの記事を毎日配信中です。ビジネスマンが気になる情報を網羅!エンタメ・ライフ・仕事・恋愛・お金・カーライフ…。ビジネスタイム、プライベートタイムで話したくなる話題が充実!

あなたにおすすめ