◆■「2人に1人」の数字が、語っていること
今回のエピソード、料理が遅いと女性店員を怒鳴りつけたアラフィフ男性。一緒にいた部下たちは、止めるでもなくただ俯いていました。怒鳴られた店員さんの目には、彼ら全員がどう映っていたのでしょうか。冒頭でも触れたカスタマーハラスメント対策アンケート調査では、サービス業従事者のおよそ2人に1人(46.8%)が、直近2年以内に客からの迷惑行為被害を経験しているという結果が出ています。
ただ、あくまで「さすがにこれは」と声に出るレベルの話。料理の提供が少し遅れただけで強めに言われた、レジで小銭を雑に置かれた――そんな小さな“もやっ”まで含めれば、サービス業で働く人のほとんどが、日々何かしら抱えているのが現実なのかもしれません。

