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資産1億円を達成した「普通の会社員658人」の生態を徹底調査。4割が未婚、年収500万円未満も多数

資産1億円を達成した「普通の会社員658人」の生態を徹底調査。4割が未婚、年収500万円未満も多数

◆「時間」と「お金」の使い方が重要

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写真はイメージ
橘氏は「時間」と「お金」の使い方の重要性を指摘する。

「人間関係は時間資源の配分問題です。恋人や家族は、自分の時間を最も多く分配する相手です。一人なら、その時間を仕事や資産形成に振り向けられる。資産形成の観点だけで見れば、単身者のほうが有利になるケースもあります」

橘氏は収入の多寡でなく、将来への向き合い方が“億”への鍵になると説く。

「ビッグファイブという性格診断に『堅実性』という指標があります。将来の自分をどれだけ大切にできるかを示す指標で、これが高い人ほど目先の消費より資産形成を優先します。加えて、彼らはもともと物欲が強くない人も多く、交際費やクルマなどへの支出も膨らみにくい」

◆1億円達成者の金銭感覚

実際、彼らの金銭感覚を見ていくと、普段の服装はユニクロなどファストファッション、散髪は1000円カットが多数派という結果となった(Q5)。

Q5.現在の金銭感覚に当てはまるものは?

・スーパーでの買い物は?
相場や割引を気にする 120人
値段は見ずに買う 23人

・普段の服装は?
ユニクロなどファストファッション 123人
ハイブランドをよく買う 29人

・仕事中にのどが渇いたら?
常に水筒を持参 78人
自販機やカフェなどに行く 27人

・散髪をするときは?
1000円カットか自分で切る 93人
美容室に行く 41人

価値を感じないものには使わないのが彼らの流儀なのだ。こういった億り人に共通する思考パターンを、橘氏は「システム志向」と呼ぶ。

「お金持ちになる人は、不合理なことを嫌います。携帯電話を例に挙げると、一度格安SIMに乗り換えれば、同じサービスが月1万円から2000円に。浮いた8000円は10年で96万円にもなる。そうした貯まる仕組みづくりを、自然にやっているんです」

仕組みと習慣こそが、“億”への扉を開くのだ。

いつの間にか富裕層658人の肖像
※首都圏在住、純金融資産1億円以上の20〜65歳の会社員658人にアンケートを実施。期間は’26年5月29日〜6月4日

【作家・評論家 橘玲氏】
資産運用や社会制度をテーマに執筆。著書に『プアジャパン インフレ世界を生き抜く資本戦略』(プレジデント社)など
[1億貯める]家計術
作家・評論家の橘玲氏
【ファイナンシャル・プランナー 横山光昭氏】
3万件超の家計相談を担当した資産形成・家計改善の専門家。著書に『おふたりさまの老後資金は「これ」で増やす』(小学館)など
[1億貯める]家計術
ファイナンシャル・プランナーの横山光昭氏
※2026年6月23・30日合併号より

取材・文/週刊SPA!編集部 モデル/アパッチ長男

―[[1億貯める]家計術]―

配信元: 日刊SPA!

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