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不動産投資の裏ワザ…「融資が通らない」と諦めていた30代サラリーマン、自己資金0円で「150万円」を稼ぎ出したワケ【東大卒・ゴールドマンサックス出身の投資家が解説】

不動産投資の裏ワザ…「融資が通らない」と諦めていた30代サラリーマン、自己資金0円で「150万円」を稼ぎ出したワケ【東大卒・ゴールドマンサックス出身の投資家が解説】

不動産投資といえば、「いい物件を購入し、適切に運用し、最後に売却する」という流れが王道だと思われがちだ。しかし、東大卒でゴールドマンサックス出身の投資家・小原正徳氏は、「不動産は物件を買うことだけがすべてではない」という――。同氏の著書『世界の超富裕層がしている 「最初の1億円」の作り方』(KADOKAWA)より、筆者の実体験を通して、情報をマネタイズする具体的な方法を伝授する。

不動産投資は、物件を買うだけがすべてではない

「不動産投資は、物件を買うだけがすべてではない」

この衝撃の事実を、今からあなたに向けて証明する。

ここで少し、私自身の話をさせてほしい。独立して間もない頃、私の手元にある自己資金は、決して潤沢ではなかった。しかし、情報収集能力と、市場の「価値のズレ」を見つけ出す嗅覚だけは、誰にも負けない自信があった。

当時の日本では、まさに「民泊」という新しいビジネスが、爆発的な勢いで盛り上がりを見せていた。円安を背景に、日本を訪れる外国人観光客は過去最高を更新し続け、ホテルはどこも満室。宿泊施設の不足が、社会問題にさえなっていた時代だ。

そんな中、Airbnbのようなプラットフォームが登場し、個人が自宅や所有物件を旅行者に貸し出す民泊ビジネスは、「やれば儲かる」と言われる、まさにゴールドラッシュの様相を呈していた。

しかし、その熱狂の裏側で、多くの参入希望者が、ある一つの巨大な壁にぶつかっていた。それは、「転貸(又貸し)が可能な賃貸物件が、絶望的なまでに見つからない」という、極めてシンプルな、しかし深刻な問題だった。

自己資金で物件を購入できる者はごく一部。ほとんどの事業者は、賃貸物件を借りて民泊を始めようとする。だが、日本の賃貸借契約では、又貸しは原則として禁止。多くの大家や管理会社は、「民泊」という未知のビジネスにアレルギー反応を示し、門前払いするのが当たり前だった。

需要は爆発しているのに、供給(物件)が全く追いついていない。ここに、巨大な価値のズレが存在した。

私は、地道なリサーチ能力を駆使し、来る日も来る日も不動産会社や物件オーナーに問い合わせを続けた。そしてついに、市場では極めて希少な「転貸可能な優良物件」の情報をつかんだのだ。私は、その情報を、物件を探していた事業者(借主)と、借り手を探していた仲介業者の両方に提供した。

結果、どうなったか。事業者は、喉から手が出るほど欲しかった物件を確保でき、感謝してくれた。仲介業者は、長期空室のリスクから解放され、感謝してくれた。そして私は、双方からの感謝の証として、合計150万円の収入を手にすることができた。

ここで気づいてほしい。私は、1円の自己資金も使っていない。銀行から融資も受けていない。物件を所有するリスクも、一切負っていない。私がやったことはただ一つ。市場に存在する「価値のズレ」を見つけ出し、正しい情報でその隙間を埋めただけだ。

これが、「情報」をお金に変える錬金術の、偽らざる威力なのである。

お宝を掘り当てることができる人の考え方

もちろん、この錬金術は、ただ待っているだけで使える魔法ではない。「転貸可能物件」のような情報は、宝探しのようなものだ。不動産業者に100件電話をかけて、まともに取り合ってくれるのは、3件あれば良い方だろう。多くの人は、97回の無駄足と断りの言葉に、心が折れてしまう。

しかし、断られたら、こう考えるんだ。「また1件消化した。宝の3件に、また一歩近づいた!」と。これは、苦行ではない。確率のゲームだ。すべての「空振り」は、次の「当たり」を引き寄せるための、必要不可欠なプロセスなのだ。この地道な行動を、ゲームのレベル上げのように楽しめる者だけが、お宝を掘り当てることができる。

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