3.【屋根材別】点検のチェックポイント
ここでは屋根材別に、点検の際のチェックポイントをご紹介します。
3-1.スレート屋根

多くの住宅で使われているスレート屋根はひび割れや剥がれが起きやすい屋根材で、放置すると雨漏りの原因になることもあるため、定期的な点検が大切です。
〈チェックポイント〉
色褪せやコケ、ひび割れ、反りがないか
水をしっかりと弾くかどうか
棟板金に浮き、サビ、コーキングの劣化、釘抜けがないか
色褪せやコケは遠目で見てもわかることが多いですが、屋根の最上部の棟板金の劣化や軽度なひび割れなどはきちんと登って確認しないと見えないことが多いため、プロの手を借りたほうが安心です。
3-2.金属屋根

金属屋根には、昔使われていたトタン屋根や現在主流のガルバリウム鋼板屋根があります。
サビや傷などの箇所から劣化が進み内部に雨水が侵入してしまうため、定期的な点検で初期の劣化を見つけることが大切です。
〈チェックポイント〉
色褪せやサビ、凹みや傷がないか
棟板金に浮き、サビ、コーキングの劣化、釘抜けがないか
色褪せやサビは自身で確認できることがありますが、最上部の棟板金の劣化や釘の抜け・浮きは屋根に登り近づいて確認する必要があるため、業者に依頼した方が安全です。
3-3.瓦屋根

瓦屋根には陶器瓦やセメント瓦があります。
瓦はメンテナンスをしっかりすると100年ほど持つこともある耐久性の高い屋根材です。ただし、地震や台風でズレや割れ、欠けが発生し、放置すると落下したり雨漏りしたりすることがあるため、定期点検に加え地震や台風の直後にも点検することをおすすめします。
〈チェックポイント〉
瓦のひび割れや欠け、ズレがないか
漆喰の崩れや剥がれがないか
ビスの浮きがないか
番線(針金)がズレていたり切れていたりしないか
ビスや番線の劣化や不具合は遠目ではわかりにくく、登って確認する必要があるため、業者に依頼すると確実です。
不具合が見つかった際のそれぞれの屋根の修理費用は、こちらの記事をご覧ください。
>>屋根の修理・補修にかかる費用や注意点、業者の選び方を解説
4.屋根の点検には費用がかかる?
屋根の点検は、目視のみで確認する場合には無料な場合も多くあります。有料である場合は、0.5~1.5万円程度です。
ただし、雨漏りが発生している場合は、原因となる場所を探るための本格的な調査が必要になるため費用がかかります。費用はおよそ5~30万円です。

