Solid night from Shohei. pic.twitter.com/ufJq7x9i7m
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) June 25, 2026
大谷翔平は1番投手兼指名打者で出場。投げては、2回にリズムを崩し3点を許したが、その後は我慢の投球で6回を投げ切り、今季8勝目を飾った。打っては、5打数2安打1打点の活躍で、チームの勝利に貢献した。
普段からマウンドでは気迫のこもった投球で、喜怒哀楽を表に出すことも珍しくない大谷だが、この日の試合では、序盤から険しい表情を見せる場面が目立った。
背景には、若き捕手ダルトン・ラッシングとのコンビネーションがかみ合っていなかったこともあっただろう。
◆大谷が鬼の形相…ラッシングとの連係ミスで試合が暗転
ドジャースの1点リードで迎えた2回裏、3本の単打で1死満塁のピンチを招いた大谷は、初球にこの日最速となる101.7マイル(約163.6キロ)のフォーシームを投げ込んだ。ところが、サインの行き違いがあったとみられ、ラッシングがこれを捕球できず。あっさり同点に追いつかれた。その直後にバッテリーはマウンドに集まり、数十秒間の会話を交わしたが、大谷の表情はいつになく険しく、鬼の形相でラッシングを諭しているようにも見えた。
大谷の表情をさらに曇らせたのが、その直後。低めに鋭く曲がったスイーパーに対して主審はボールをコールしたが、大谷は即座に帽子を3~4度触り、ABSチャレンジを要求した。
これに対して、ラッシングは「低めに外れていた」と言わんばかりのジェスチャーで反応。大谷も怪訝な表情を浮かべるしかなかった。結局、大谷のチャレンジが成功し、判定はストライクに変更。その結果、ラッシングのリアクションだけが悪目立ちする形となった。
大谷の思惑通り判定が変わり、持ち直すかと思われたが、続く5球目をセンター前へ運ばれさらに2失点。その後は相手の走塁ミスがあって、さらなるダメージは回避したが、大谷の険しい表情が崩れることはなかった。
もっとも、大谷本人がラッシングへの不満を口にしたわけではなく、2回の表情もさまざまな要因が考えられる。それでもファンの間ではラッシングのプレーと結び付けて受け止められたことが、議論拡大の一因となったようだ。
◆大谷とのコンビはスミスとラッシングで対照的な数字に
ドジャースは正捕手ウィル・スミスが首痛で離脱中。ラッシングが代役を担っているが、大谷とのコンビでは、3試合で自責点9と結果が伴っていない。10試合で自責点5のスミスとは対照的な数字となっている。もちろん失点のすべてを捕手だけの責任にすることはできないが、投手との意思疎通や試合運びには少なからず差が表れているようにも映る。それでも大谷は3回以降、自ら球種のサインを出す形に切り替えて立て直しに成功。状況に応じて修正できたことは、今後に向けて一つの収穫といえそうだ。

