カラフルに小さく活ける

ウニッコのような、それ自体が完成されたアートのような器は、どこか花を活けるにはハードルが高いように思えるかもしれません。「柄が強すぎて、花が負けてしまうのでは?」と迷ってしまうこともありますよね。
でも、小さなマグカップだからこそ、思いっきり「色遊び」を楽しめるのです。
大きな花瓶に何十本も活けるのは、色のバランスを考えて、少し緊張してしまいます。でも、カップという小さなステージなら、失敗しても、あるいは少しやりすぎなくらい派手な色を選んでも、それがそのまま「ポップなアート」として成立してしまいます。
例えば、マグカップの柄から一色を拾って花の色とリンクさせたり、あるいは、あえて全く違う色をぶつけてみたり。
「小さく活ける」ことは、視覚的な面積が限られているからこそ、思い切った選択が許されると思います。さあ、肩の力を抜いて、いつもと違う色合わせに挑戦してみませんか。
カラフルな器に花を活けるコツ アレンジ3選

カラフルな柄のある器に花を活ける時は、器との色合わせも楽しみの1つ。今回は、器の特徴を生かした花選びで作るアレンジを3種ご紹介します。
①<色を拾う>
器の色とリンクしたアレンジ

柄の中から1色を選んで、花とリンクさせましょう。
ここでは、花のデザインの内側のオレンジ色に注目。
オレンジ色のカラーリーフを合わせてあります。

②<色相のコントラストを楽しむ>
反対色を使ったアレンジ

デザインのメインカラーの赤よりのピンクに対して、寒色系を合わせることで、お互いを引き立てるコントラストが生まれます
ここでは明るめの紫のガクアジサイを合わせました。

③<彩度を揃える>
同系色でまとめたアレンジ

同系色で揃えるのは、一番まとまりがよいかもしれません。
小さなシャクヤク(ラズベリーチャーム)を選びました。

葉ものや実ものを合わせるとしたら、明度を揃えるのがおすすめ。明るめのグリーンを選んで合わせると、まとまりがよく見えます。
ここで使ったのは、ヒペリカム、タラスピ(西洋ナズナ)など。


同系色をメインに花材をプラスすると、ぎゅっとまとまりつつ、より華やかなアレンジになりました。


