◆世界が注目する舞台で大番狂わせが見たい
実際に、昨年10月の親善試合で日本はブラジルを撃破している。「テストマッチだから」「本番とはメンバーが違うから」と、ブラジルの敗戦に対して御託を並べる識者は世界中に存在するだろう。それでも、今まで手が届かなかった相手がブラジル代表なのだ。どのような形であれ、勝利を収めたのは事実。しかも、アトランタ五輪で「マイアミの奇跡」と称された当時とは異なり、試合内容も伴ったうえでの金星であった。言い訳の通用しないワールドカップという至高の舞台で再び勝利を収め、「日本は世界のどこが相手だろうが勝てる」という印象を不動のものにしたい。
戦う選手たちにとっての「最高の景色」が優勝であることは言うまでもない。日本が真の強豪国へと脱皮するために、避けては通れない必然の一戦。それが、今回のブラジル戦なのだ。
<TEXT/川原宏樹>
【川原宏樹】
スポーツライター。日本最大級だったサッカーの有料メディアを有するIT企業で、コンテンツ制作を行いスポーツ業界と関わり始める。そのなかで有名海外クラブとのビジネス立ち上げなどに関わる。その後サッカー専門誌「ストライカーDX」編集部を経て、独立。現在はサッカーを中心にスポーツコンテンツ制作に携わる

