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都知事選3回出馬の後藤輝樹氏(43)が死去。「男性器名称を連呼した」政見放送からかけ離れた「意外な私生活」と“元自衛隊”だった異色の経歴

都知事選3回出馬の後藤輝樹氏(43)が死去。「男性器名称を連呼した」政見放送からかけ離れた「意外な私生活」と“元自衛隊”だった異色の経歴

◆選挙費用は貯金とバイト、超節約生活

「PoKoTiN GO」とだけ書かれた選挙ポスター
「PoKoTiN GO」とだけ書かれた選挙ポスター
後藤氏は3度の都知事選含めて出馬した選挙は計19回。

多くの人が彼が選挙費用をどのように捻出しているか疑問だったかと思うが、前述の貯金の切り崩しとバイト、自身が営む「なんでも屋」の収入、そして徹底した節約生活によるものだ。

「なんでも屋」は1時間3千円の時間給(交通費別)で、悩み相談から時間つぶしの遊び相手、簡単なパソコン指導、花見や花火大会の場所取りなど、その業務内容は法律、良心に反すること以外はまさしくなんでもだったという。

事実、後藤氏の生前のX(旧ツイッター)をみると、外出時は水筒に水を入れて持参したり、味噌だけで白米を食べたりとかなりの節制生活を送っていたことがわかる(オーガニック志向の面もあるかと思われるが)。

また、「命がけで出馬している」選挙の供託金を貯めるために、人付き合いや友達との交流にお金を割けられないとも言っていた。

そういえば、取材がひと段落し筆者が喫煙所でタバコを吸っていると、後藤氏が「1本もらっていいですか?」と言ってきたのも節約術の一端だったかもしれない。

ロングインタビュー後の原稿チェックでは、後藤氏の繊細さと(本人曰く)面倒くさい性格を表すかのような細かなニュアンスの指示まで書き込まれた修正が返ってきた。

やりとりの中で、こちらも聞き忘れていた質問「吉本の養成所の同期生で今有名な芸人がいたら教えてくれますか?」と送ったところ、次のような返信が来た。

「僕が同期の芸人さんの名前を出すと売名行為をしているみたいで言えません。向こうはこちらのことなんか知らないのに、僕が名前を口にして迷惑をかけたくないという気持ちもあります」

後藤氏の性格を表すかのような断りの言葉だったと思う。

<文/ボニー・アイドル>

【ボニー・アイドル】
ライター。体験・潜入ルポ、B級グルメ、芸能・アイドル評などを中心に手掛ける。X(旧Twitter):@bonnieidol
配信元: 日刊SPA!

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