◆母からは「あんた、また結婚するのかよ?もう嫁とか孫の顔は見なくていい」

美愛:母は昔から否定せず、何かと応援してくれる人なんです。今回の結婚も少し心配はしていたようですが、「すごくいい人そうだし、あなたがいいならいいんじゃない」と言ってくれて。母自身もシングルマザーとして苦労してきたので、むしろ安心してくれたんじゃないかなと思います。
和義:むしろ、俺が母親から「あんた、また結婚するのかよ?もう嫁とか孫の顔は見たくないんだけど!」と、大反対されていました。
母は俺が5歳の頃に離婚していたこともあって、大事なひとりっ子の息子を「とられた」と感じるみたいです。今までの3人の結婚相手たちともあまりうまくいきませんでしたね。
でも、美愛は過去のどの結婚相手よりも評判がいいですね。今ではすごく気に入っていて、「いい子を見つけたね」と。美愛の娘とすごく波長が合うから、そこも大きいのかもしれません。
◆14歳差でも年の差は関係ナシ「ものすごい愛せるか、どうか」

和義:まだママと結婚してることを認めてくれてないですね。「結婚式してないじゃん。ケーキカットやってないじゃん? それって結婚してるって言えないよね?」と。でも俺は2回目・3回目の結婚でも連れ子がいたから、そういう反応には慣れています。
そういうときに伝えているのが、「パパが2人いるなんてラッキーじゃん!」と。ママしかいないわけでもないし、パパしかいないわけでもない。パパとママが1人ずつなわけでもない。それってすごい心強いことなんだよ、と。
俺も、娘のパパになろうとはしていません。実の父親とはどんどん会ってほしいし、それとは別の「かずくん」として、一緒に過ごしています。
——私生活でジェネレーションギャップを感じることはありますか?
美愛:14歳差なので、流行や子どもの頃の思い出などでジェネレーションギャップを感じることはあります。でも、それが会話のきっかけになって、お互いのことを知る楽しさにつながっている。年齢の違いよりも、一緒に楽しめることのほうが大切だと感じています。
和義さんは、私が何も言わなくても家事や育児を自然にやってくれるので、「年上だからこう」「年下だからこう」といったギャップをあまり感じません。それも、年齢差を意識せずに過ごせる理由の一つかもしれませんね。
和義:今までの結婚で、初めて「俺が捨てられる側にまわったな」と思うようになりました。「俺のこと捨てないでね」と、いつも言っています(笑)。
——年の差の恋愛をしている方たちに、伝えたいことはありますか。
美愛:年齢の差はあまり関係ないと思っています。大事なのは、その人の人柄や思いやり、そして一緒にいて波長が合うかどうか。年齢にとらわれず、お互いを大切にできる相手と出会えたら、それが一番幸せな恋愛だと思います。
和義:誰とでも大丈夫とまでは言わないけど、自分にとっていいと思えば、年齢は問題じゃない。ものすごい愛せる相手かどうか、ということに尽きます。
実は2026年の8月に、美愛との間に女の子が生まれる予定なんです。8人のパパになるわけだから、タバコもやめて長生きしないと(笑)。
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お互いに離婚経験者だが、前の結婚相手の悪口を一切言わない姿が印象的だった。明るければ強し。何があっても、道は開ける。2人の生き様は、そう教えてくれるようだ。
<取材・文/綾部まと>
【綾部まと】
ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother

