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「3階建て10LDKの豪邸」から「築45年のボロくて狭い部屋」に…“お嬢様だった”女性が振り返る、急降下した実家での暮らし

「3階建て10LDKの豪邸」から「築45年のボロくて狭い部屋」に…“お嬢様だった”女性が振り返る、急降下した実家での暮らし

トレードマークである青色の衣装に身を包む成澤さんには、個性的な刺青が身体に入っている。イベントなどにDJとして出演し、多くのファンを抱え、快活な笑顔が印象的な女性だが、生き様はまさに波乱万丈。彼女の道程に耳を傾けた。

成澤
成澤さん

◆裕福な幼少期も突然の暗転が…

成澤
「それな」の刺青
――「成澤」というのは芸名というよりただの苗字にみえるのですが。

成澤:本名です。私、芸名を考えたりするセンスが致命的になくて……。もういっそ本名でもいいかなと思って、これで活動させてもらっています。

――個性的な刺青が印象的です。

成澤:左手の指の側面に「それな」って彫ってあるんですよ。酔っていたので記憶が曖昧ですが、起きたら彫ってあったんです。そのときは友人の彫師に施術をお願いしていて、「時間が余ったから、好きなデザイン彫るよ」と言われて。もしも酒ヤケでしゃべれなくなったとき、同意とか相槌ができたらいいなと思って「それなって彫りたい」って言ったらしいです。

――胸元の「026」という刺青はなんですか。

成澤:長野県の市外局番ですね。地元は好きなのですが、上京したときに「東京で何かしら成功してやろう」と思って。だから「もう地元に戻らない」という決意を込めて、せめて身体には市外局番を刻もうかなと思って(笑)。

――聞いたことのない理由です(笑)。ところで、かなりお嬢様だったとか。

成澤:“お嬢様だった”。そう、過去形なんです。小4くらいまで育った家は3階建てで、間取りは10LDKくらいあったのではないでしょうか。工務店をやっていた父方の祖父の事務所が1階にあって、2階以降は2世帯住宅でした。ダルメシアンを7匹飼っていた時期もあり、いわゆる金持ちの部類でしたよね。

◆不登校から高校中退に至るまで

――過去形ということは……。

成澤:物心ついたとき、「気づいたら1階、何もものがないじゃん」って気づいたんです。で、それから少しして築45年の賃貸に引っ越すことになって。実家よりもぜんぜん狭くてボロい家なんですよ。つまり、祖父の会社は倒産していたんですね。自己破産したため、カードが作れないとかいろいろあったみたいで。

――急展開ですね。

成澤:ですねぇ。父は祖父の会社で専務をしていましたが、転職をすることになりました。東北に転勤になり、月に1回帰ってくるような生活で。同居していた祖父はその後、要介護になってしまって、母はかなり苦労したようです。祖父はお金があった頃からギャンブル癖が抜けず、自宅のものを勝手に金に変えて賭け事をしたんです。母が父からもらった婚約指輪を売ってまで、ギャンブルにのめり込んだようですね。

――お金を失い、お父さんも離れていくなかで、家族はどうなっていきましたか。

成澤:ただでさえボロくて狭い家のひと部屋を、要介護の祖父のために使うわけですよね。母はいろんなストレスからキッチンドランカー気味になってしまったこともありました。弟は引っ込み思案な性格なので、ますます社交性がなくなって……。私は中学生になると、近所に住んでいるギャルの子と仲良くなって、学校にいる普通の子たちから敬遠され、ついに不登校になりました。中1の2学期から、中学にはほとんど行っていません。


配信元: 日刊SPA!

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