交差点で“あおり運転”された女性。恐怖で動けなくなっていたら…救ってくれたトラック運転手の“一喝”/実は「制限速度=安全」ではない、道交法のちょっとした落とし穴

交差点で“あおり運転”された女性。恐怖で動けなくなっていたら…救ってくれたトラック運転手の“一喝”/実は「制限速度=安全」ではない、道交法のちょっとした落とし穴

◆■「入り口」の車間距離不保持、反則金6,000円が意味するもの

エピソード1で吉岡さんの背後から鳴らされ続けたクラクション。そしてエピソード2で高田さんの車に張りついてきた軽自動車の異常接近。こうした行為は、認定されれば「妨害運転罪」という重い罪に問われますが、その入り口にあたる違反が、道路交通法にはきちんと定められています。

【車間距離不保持違反(普通車)】
一般道路:反則金6,000円/違反点数1点
高速道路:反則金9,000円/違反点数2点

一般道でも6,000円――ランチ数回分の金額と考えれば、決して軽くはありません。そして、車間を詰めながらクラクションを鳴らせば、それだけで違反はもう一つ増える計算になります。日常の道路でついやってしまいがちな行為が、実は反則金の対象――そう考えると、後方から迫ってくる車の運転手が、どれほど自分の首を絞めているかが見えてきます。

◆■妨害運転罪の罰則、その重さは想像以上

妨害運転罪は2つの類型に分かれます。基本となる「交通の危険のおそれ」があると判断された場合は、3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金、違反点数25点、免許取消(欠格期間2年)。さらに重大な事故につながる危険を生じさせた「著しい交通の危険」に該当すれば、5年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金、違反点数35点、免許取消(欠格期間3年)に引き上げられます。いずれも一発で免許取消となる、極めて重い処分です。令和6年の検挙件数は146件で、前年から44件増加しました。

配信元: 日刊SPA!

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