◆年下女性との結婚を本気で目指す人に
年下女性との結婚を本気で目指すなら、まずは自分の武器と魅力を正しく把握しましょう。そして、理想の相手に求めることばかりではなく、「その人に選ばれる自分」になれているか、冷静に見つめてみてください。
「年齢差婚」は決して夢ではありません。ただし、「条件」を満たす覚悟と、「人としての魅力」を磨く努力は必須です。
<山本早織>

◆■おまけ:日本人は、いつの時代も「年の差婚」をしていなかった
山本さんの話を読んで、「そもそも年の差婚って昔はもっと多かったんじゃないの?」と気になった方もいるかもしれません。これも調べてみたら、けっこう意外な結果でした。
日本の婚姻統計が始まったのは1899年(明治32年)。ニッセイ基礎研究所が過去120年分をさかのぼって集計したところ、初婚どうしの平均年齢差が5歳以上あった年は、一度もないそうです。明治も、大正も、昭和初期も、戦後も、平成も、令和も、ずっと平均は数歳の範囲に収まっている。
平均が3歳以上あったのは、初婚どうしで見ると1949年(昭和24年)まで。再婚を含めても1971年(昭和46年)までで、それ以降はずっと3歳未満です。
「昔の日本人は年の差婚をしていた」というイメージがありますが、統計がとれる明治32年以降で見るかぎり、日本人はいつの時代も、だいたい同世代と結婚してきた――ということになります。
さらに2024年の最新統計(厚生労働省)を見ると、初婚どうしで「夫が年上」の夫婦はついに 51.7% まで下がり、過去最少を記録。代わりに「同い年」(22.8%)と「妻が年上」(25.5%)が、それぞれ過去最多を更新しました。
では、山本さんが例に挙げていたような「48歳の男性が20代の女性と」――つまり 夫が7歳以上年上の初婚カップルは、実際にどれくらいいるのか。過去50年ぶんを並べてみました。
●初婚どうしのうち「夫が7歳以上年上」の夫婦(厚生労働省『人口動態統計』)
年 件数 割合
1970年88,220組 11.3%
1980年69,325組 11.4%
1990年67,925組 12.3%
2000年53,567組 9.3%
2010年46,496組 10.4%
2015年43,604組 11.4%
2019年38,129組 11.2%
2020年30,880組 10.6%
2023年21,639組 9.3%
2024年20,214組 8.7%
割合で見ると、昭和も平成も令和もずっと1割前後。ところが2020年を境に少しずつ下がり、2024年はついに 8.7% まで落ちてきました。
なお、「夫が10歳以上」「12歳以上」といったさらに細かい階級のデータは、一般には公表されていません。人口動態統計の年齢差区分は「7歳以上」が最大の階級で、それより上は一括にまとめられる仕組み。国は婚姻届の全数を持っているので、内部的にはもっと細かく出せるはずですが、そこまでは公開されていない、というのが実情です。

それでも、そこに滑り込める男性がいる。年齢以外のところで何を持っているのか――は、知っておいて損はない話なんだと思います。山本さんが記事の中で「器の大きさ」「柔軟さ」と呼んでいたのは、たぶんそういうことなんでしょう。
<再構成/日刊SPA!編集部>
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Xアカウント:@yamamotosaori_)

