群馬県高崎市に、思わず足を止めて見入ってしまうほど美しいフランス菓子を並べる店がある。緑豊かな空間が広がる施設の一角に佇む「Pâtisserie Arlhériter(パティスリーアルエリテ)」だ。オーナーシェフの関根祥平氏は、東京の人気パティスリー「パティスリー アルカション」や「アルタナティブ」で経験を積んだ実力派。培った技術を礎に、自らの感性を重ねた菓子作りで多くのファンを魅了している。

緑に囲まれた心地良い空間。思わず長居したくなる 「Pâtisserie Arlhériter」

2025年9月、群馬県高崎市末広町の複合施設「LALA PARK SUEHIRO 」内にオープン。シンボルツリーや植栽が配置された敷地内の一角に店を構える。
緑を眺めながら過ごせるテラス席も魅力のひとつ。施設内のカフェ「Luz Coffee&Press」に持ち込めるため、コーヒーとともに味わうのもおすすめ。穏やかな空気が流れる空間は居心地がよく、時間を忘れてゆったりと過ごせる。

「緑に包まれたお店なので、木製のテーブルやエメラルドブルーのタイルを施すなど、自然と呼応するような内装作りをしております。」
そう話すのは、オーナーシェフである関根祥平シェフ。


フランスの伝統的な技法をベースに、関根シェフならではの感性を加えた生菓子や焼き菓子。その評判は高く、都内からも足を運ぶファンも多い。
修行時代に培われた確かな技術と経験

「Pâtisserie Arlhériter(パティスリーアルエリテ)」の店名の由来は、修業先である「patisserie Arcachon(パティスリー アルカション)」の“Ar”と「Les Alternatives(アルタナティブ)」の“Al”から取った“Arl”。フランス語で「受け継ぐ」という意味を持つ“hériter”を合わせた造語。

「“パティスリー アルカション”では、フランス菓子の基本からパティシエというものがどういう生活をしていて、どういうサイクルでお菓子を作っているのかなど、パティシエのベースを学びました。“アルタナティブ”では、お菓子の見せ方、コミュニケーションの大切さなどを教わりました」。


「パティスリー アルカション」に約5年半勤務し、そのうち約2年半はスーシェフを務めた。また、「アルタナティブ」でも約2年半にわたりスーシェフとして経験を積んだという。

「二つのお店が私のお菓子のベースです。お菓子に対する精神や理念を受け継ぎながら、自分らしいお菓子を探したい、追い求めたい気持ちがあります」と関根シェフは話す。