◆作業着で働き始める人が増えている理由
![中年からでも稼げる[ガテン系職]案内](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2026/7/1783408534686_ehp1azn5p9g.jpg?maxwidth=800)
副業・消防設備士
週2~3回稼働で副業月収20万円
ガテン系の逆襲が進んでいる。米国では「ブルーカラー・ビリオネア」と呼ばれる富裕層まで登場。日本でもホワイトカラーを離れ、作業着で働き始める人が増えているのだ。エッセンシャルワーカー向けの転職支援サービス「レバジョブ」を昨年から開始したレバシーズの広報担当者が話す。
「今年3月に当社で実施した調査では、現在ブルーカラー職に従事されている人の約5人に1人はホワイトカラーからの転職者でした。特徴的だったのは、20代の『ブルーカラーを選んだ理由』の2位に“AIに代替されにくい安心感”が入ったこと。加えて、どの年代でも“収入がいい”が選んだ理由の上位に入っています」
その調査では、40~50代の回答者のブルーカラーを選んだ理由のトップは「体を動かす仕事が好き」だとか。つまり、ガテン系は稼げて、健康的で、AIに負けないのだ!
「僕もカッチカチのふくらはぎをつくり上げました!」
こう話すのは芸人の傍ら、「消防設備士」という肉体派の仕事もこなすザブングル加藤さん(51歳)だ。
「きっかけは、ある番組で消防設備士の吉村拓也さんと共演したこと。コロナ禍で仕事が減って、僕の収入が4分の1ぐらいに減ってしまったときに、吉村さんのことを思い出して弟子入りしたんです。そこから数か月で消防設備士の資格を取得しました」
◆「ジム代わり」として実践
加藤さんはその副業を「ジム代わり」と表現する。「ビルやマンションの消火器が決められた本数あるか、期限切れになっていないか、火災報知器がちゃんと稼働しているかといったことを点検するのが主な仕事。現場では階段を上り下りすることが多いので、メチャクチャ下半身が鍛えられる。消火器の使用期限は約10年なので、期限切れになっているマンションなどでは、新しい消火器をダンベルだと思って運んでます。あと、天井を見上げることが多いので、姿勢が良くなった」
早朝集合の仕事が多いため、「早寝早起きの習慣が身についた」とも話す。それでいて、「いい収入になる」という。
「日給2万円の仕事が多いのですが、なかには午前中で終わる現場もある。消防法ですべての建物で半年に一度の消防設備点検が義務づけられていて常に仕事はたくさんあるので、週2~3回は現場に入って月20万円以上の副収入を得てます。建設業のマッチングサービスがあるので駆け出しでも仕事は見つかりますよ」

