ふっくらドライトマトと、チーズのクリームソースが絡み合う!軽やかなのに満足感たっぷりな、パリの野菜サンド。

ふっくらドライトマトと、チーズのクリームソースが絡み合う!軽やかなのに満足感たっぷりな、パリの野菜サンド。

気になるものが2つ登場していた。

一つは「スパイシー・チョリソ」と名付けられ、チョリソに赤パプリカのマリネの組み合わせ。もう一つは「フェタ・ファイヤー」で、材料の最初にドライトマトとある。どちらも気になったから、2つとも注文した。チョリソ味のほうが強そうだと踏んで、まずは「フェタ・ファイヤー」から食べることにした。辛味が選べたから、2種類あるホットソースのより辛い方をほんの少しだけ加えてもらった。

こちらがドライトマトのサンドイッチ「フェタ・ファイヤー」。
具材を全部のせた状態。これをパタンと折り合わせる。

オイル漬けされたドライトマトはふっくらと厚みがあり、軽くねっとりした舌触りで、ザータル(タイムやオレガノが主体の中東のミックススパイス)とフェタチーズを混ぜ合わせたクリームソースと相性がぴったりだ。たっぷり挟まれたルッコラのピリッとした辛味が、全体の味のキレをよくしている。と、食べながらちょっと考えごとをしていたら、いつの間にか、チョリソが入っているように錯覚していた。フェタのクリームソース自体は主張がなく、ドライトマトと自然に絡んでいて、その一体感がそう思わせたのだろうか。トマトの厚みがポイントのような気がした。

この具材と、プレッツェルを柔らかくして、パン・オ・レ(牛乳パン)を二回りほど大きくしたサイズに成形された軽やかでもちっとしたパンの、味とボリュームのバランスがジャストな感じで、届いて欲しいところに全部届いているかの満足感を得た。そして、食べたあとにおなかが張ることがないのも、すごくいい。

続いて「スパイシー・チョリソ」も食べてみると。

スパイシー・チョリソの決め手は赤パプリカのマリネの存在。
ルッコラはたっぷり。白いのは、ヤギ乳のフレッシュチーズ。

チョリソよりも赤パプリカの独特の甘みに断然おいしさを感じた。赤パプリカの勝利。やっぱりこれもパンの質感と具の味加減のボリュームが一致していて、食べやすさはそこに起因していると思った。フォカッチャとかチャバタのほうがイメージしやすい具材な気がしたけれど、この柔らかさをともなうパンだからこそのおいしさだと思う。

そう、あと、たぶんもう一つのポイントは、いずれも、パンに切り口を入れて開き、主役となる具材(いっぽうはドライトマト、もうひとつはチョリソ)を並べてからサラマンダー(上部を集中的に焼くオーブン)に入れ、しっかり焼き目をつけた上でピクルスや葉野菜をのせている。それで、パンの内側は香ばしいのだけれど、外側は柔らかい。この工程、何気ないようで、大きな違いを生んでいるのではないかなぁ。凝ったことは見受けられないのに、どれも後ろ髪惹かれるおいしさなのだ。

配信元: & Premium.jp

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