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皇室典範改正案なぜ急ぐ テレビ中継なしの「密室」審議に野党が反発、果たしてすんなりいくのか

野党各党「立法府の総意から逸脱している」

ノンフィクション作家の(平成の天皇皇后と6回20時間を超えて歓談経験がある)保阪正康さんは、「天皇家の声、旧宮家の声、国民の声をまったく聴いていない、無視している」「考えられているのは、政権の一部の周辺で男系男子にこだわるところがあるが、これを全面的に法的に取り込もうとする危険なプロセスをたどっている」と批判している。

ジャーナリストの後藤謙次さんは言う。

「男系男子を強く訴える高市さんが首相になり、連立を組んだ日本維新の会が男系男子論者で、一気に議論が高まってあっという間に突き進んだ」「右派議員の人たちに立ちはだかる壁は『愛子さま人気』。女性・女系天皇が生まれる芽を徹底的に摘んでおこうと」

「いまさら名前を捨てて生き方を変えなさいというのは、酷な話だと思う」

「報道1930」は、「改正案」が「養子として皇族に迎える」とする「旧宮家」の一人、久邇朝広さん(81)に話を聞いている。3歳で皇籍を離脱した人である。

「手を挙げる人はいるのかな」「15歳って、自分はこう生きるんだ、って生き方を見つけている人が多いと思う」「そういう人にいまさら名前を捨てて生き方を変えなさいというのは、酷な話だと思う」

改正を急ぐ政府、国会に対しては、「旧宮家の人たちの本人に意見を聞いているのか。生き方を聞いてこれで良しとするような、そういう議論をしているのかどうか、ですね」。久邇さん自身に、立法関係者が聞いてきたことは一切ないという。

参院自民の磯崎仁彦国対委員長は6日、立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長と会談した中で、特別委員会では、審議のテレビやインターネットでの中継をしないように求めた。朝日新聞は、「中継なし」との自民党の提案に、野党側からは「よっぽど隠したい事情があるのか、絶対に許さない」などの声が出ていると書いている。

(ジャーナリスト 菅沼栄一郎)

配信元: J-CASTニュース

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