◆優しい父の名誉を回復したい!

「はい。もう孫溺愛ですよ(笑)」
――ご両親は七海さんがセクシー女優をやっていたことを知っているのでしょうか。
「というか、契約の時点で私が未成年だったので親の承諾が必要でしたから。最初、母は大反対でした。実は私、ブライダルの学校に通いながら現場で経験を積んで、そのままそっちの業界に就職するつもりで上京していたので……」
――そうだったのですか!意外な事実です。
「たぶん今、初めて言ったかも(笑)。学校はちゃんと卒業していますよ。セクシー女優をやりながらも水面下で勉強していたんです」
――そんな根が真面目な女の子がセクシー女優になるって、そりゃあ親御さんは驚いたでしょう。
「でも、父は『お前が決めたことなら何も言わない。頑張ってみたら』と、背中を押してくれたんですよ。結局、母も私がグラビアに載っているのを見かけたら『ちょっと痩せすぎじゃない?』と、雑誌越しに健康状態をチェックしてくれるまでになりました」
――優しいご両親ですね。
「でも……2011年くらいにネット上にとんでもない悪質なデマが出回ってしまったんです。2009年のある雑誌のインタビュー記事を使って誰かがアイコラを作って……『七海ななの初体験はお父さん』という偽の情報が拡散されました。そんなこと、あるはずないじゃないですか!なんでそんなことを鵜呑みにするんですかね!?」
――それは酷い……酷すぎる。
「このデマを信じたメディアから『取材させてくれ』という依頼もきました。でも今、ここで改めてハッキリと言わせてもらいます。あんなの大嘘ですからね!本当に、本当に優しい父なんです!」
――これを読んだ皆さん、偽の情報を信じるのは絶対にやめてください。
「どうか、これを機に父の名誉を回復させてください!お願いします!」
――では、最後に今後の目標を聞かせてもらえますか?
「今年の10月でデビュー20年目に入るのですが、こういう周年のタイミングでけっこう『今後どうしたい?』って聞かれがちなんですよね。でも正直、この答えが難しい。私はセクシー女優を辞めた後も、自分がやりたかった仕事をいっぱいさせてもらえて、どんな小さな仕事も楽しくて、ずーっと幸せ。永遠にボーナスタイムって感じでいます(笑)」
――これ以上、望むことはない?
「でも、面白い企画を立ち上げたり、自分の興味あることにチャレンジするのは好きなので、まだまだ色んなことを楽しみたいですね。ただ、今は芸能の仕事にそこまでこだわりはないんですよ。もう少し娘が成長をしたら、自分の世界をさらに広げていけたらと考えています」
――ありがとうございました!
<取材・文・撮影/もちづき千代子>

