こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。
2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。

◆「私も舐められるのもヤだから、漢見せろって」
※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。今回は“「煽り運転」がなくならない本当の理由”について考察していきます。
まずは北関東の某県出身で、「助手席専門でドライブ好き」と語るX子さん(30歳・女性)の話を聞いてみましょう。
「『煽り運転』はしちゃダメだけど、彼氏とかドライブ連れてってくれる男とかには、他の車に舐められるような運転はしないでほしいってのは思うかな。
例えばさ、急な割り込みとか追い越しとか、こっち(自分たちが乗っている車)に失礼なことしてくる車をそのままスルーして許したら、なんかダサいじゃん?
私を助手席に乗せてるんなら、私も舐められるのもヤだから、漢(おとこ)見せろって思うよね」(X子さん)
X子さんは他にも「遅い車をどんどん抜かしてく運転うまい男はイケてるなって思う」とも語っていました。
◆「煽り運転」予備軍男性を助長させている可能性
お察しのとおり、X子さんはヤンキーマインドが根付いている女性。見た目はヤンキーっぽくなく、黒髪でメイクもそこまで派手ではないので、属性はマイルドヤンキーでしょう。
誤解を恐れずに言うならば、X子さんのような思考回路を持つ女性の存在が、「煽り運転」予備軍男性を助長させている可能性があるのではないでしょうか。
ヤンキー(マイルドヤンキー含む)は「舐められること」を極端に嫌い、「舐めてくる相手」を極端に敵視する傾向があります。
その感覚がエスカレートすると、本当は相手は何も思っていないのに、ヤンキー側が過敏に反応し、勝手に「舐められた」と勘違いして激昂することもあるのです。
例えば1980年代の不良全盛時代、路上でたむろしているヤンキー集団を歩行者がちらっと見ただけで、「何見てんだよ? 舐めてんのか!?」と絡まれてしまうということがよくありました。その歩行者の一般人はヤンキーを舐めていたわけではないし、路上にいたからたまたま目に入っただけなのに、因縁をつけられてしまうわけです。
この“車版”が「煽り運転」になっているパターンが多いことは想像に難くありません。

