母がマルチ商法で作った借金で弟が進学を断念、一家離散に!年収150万・30歳女性が負った「一生消えない傷」

母がマルチ商法で作った借金で弟が進学を断念、一家離散に!年収150万・30歳女性が負った「一生消えない傷」

知人から強引な勧誘を受け、家族のために少しでも稼ごうとマルチ商法に手を出した母。その結果、母は多額の借金を重ね、家族はバラバラに——。大阪府の30歳女性はそんな過去の日々を「一生消えない傷」だと振り返ります。過酷な経験をした女性に、食べるものにも困ったという地獄の日々と、その経験を経たからこそ言える「最悪の末路を避ける唯一の方法」について教えてもらいました。

家族3人の1日の食費はたったの100円!睡眠3時間で働き詰めた母は倒れ、弟の進学の夢も奪われた

母は自ら作ってしまった借金を返すため、昼はパート、夜は清掃の仕事を掛け持ち。毎日の睡眠時間は平均3時間という働き詰めの日々を送りました。

母がマルチ商法で作った借金で弟が進学を断念、一家離散に!年収150万・30歳女性が負った「一生消えない傷」

さらに借金返済のため、女性一家は食費を極限まで削ることに。母親、女性、弟の家族3人の1日の食費はたったの100円で、「大量購入したもやしと業務用の安いレトルトカレーを薄めて食べる生活が毎日続きました」と明かします。

そんな生活を送った結果、一家全員が栄養失調気味に。日々の生活で電気やガスが止まることも度々あり、人間らしい生活を送ることすら困難になってしまいました。

当時は弟が進学を控えた時期でしたが、借金返済で学費もままならないため、弟は進学を断念せざるを得ませんでした。女性は今でも、「弟の進学の夢を奪ってしまったこと」が、何よりつらかったと振り返ります。

近所からの目も冷たく、生活が荒れていく中で家族の絆は崩壊。家の中は常に険悪な雰囲気が漂っていました。

最終的には過労が重なった母が心身のバランスを崩して入院。一家は住んでいた家を追い出され、バラバラになって生活することになってしまいました。

借金の督促におびえる日々、なんとか解決方法を探るものの……

母がマルチ商法で作った借金で弟が進学を断念、一家離散に!年収150万・30歳女性が負った「一生消えない傷」

「自分がもっと働いて母を支えられなかったのか」。そんな後悔と、母をそそのかした知人への激しい憎しみで、心が壊れそうだったという女性。毎日、借金の督促状が届くポストを開けるのが怖く、チャイムが鳴るたびに心臓が止まるような恐怖を感じていました。

「将来への希望が一切持てず、このまま一生、借金返済のために生きていくしかないのだという、出口のないトンネルの中にいるような気分でした」と、当時の絶望的な心境を吐露します。

女性は消費者生活センターに連絡し、契約のクーリングオフの可能性も探りましたが、契約から時間が経過していることや、商品を開封させられていたことなどが災いし、適用は叶いませんでした。

その後、弁護士を訪ね自己破産の相談をしましたが、家族全体で背負った負債の一部は残る可能性があると説明され、途方に暮れる結果に。さらに、依頼しようにも着手金さえ捻出できず、結局は自分たちの努力だけで立ち向かわなければならないという現実に打ちのめされてしまいました。

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