旅先の感動を庭に、青い空と銀葉の輝き【地中海の記憶】2選
Select.6 オリーブ
地中海風ガーデンの王道。実も楽しめる銀葉樹

学名:Olea europaea
科名:モクセイ科
原産地:地中海沿岸
大きさ:樹高3〜6m(自生地では10m以上)

スペインやイタリアの旅で出会った、果てしなく続くオリーブ畑。銀葉の木々が光を受けて揺れる光景や、幹の太い老木は、今でも忘れられません。日本でも地中海風の庭を演出する代表的な銀葉樹で、丈夫で育てやすく、実を収穫できる楽しみもあります。日当たりと水はけのよい環境が基本。ラベンダーやローズマリーなどの地中海性植物と相性抜群で、洗練された明るい庭を演出します。

剪定にもよく耐え、形を整えやすいのも魅力。実を収穫できるのも楽しみのひとつですが、受粉のため2品種以上を植えると実付きがよくなります。
Select.7 ロシアンオリーブ(ヤナギバグミ)
東欧の旅で出会った野趣あるシルバーリーフ

学名:Elaeagnus angustifolia
科名:グミ科
原産地:西アジア〜南ヨーロッパ
大きさ:樹高3〜7m

東欧を旅した際に何度も目にした銀葉の木。名前が分からず、ずっと気になっていたのですが、最近ようやくロシアンオリーブだと判明しました。細長い葉が白銀に光り、野趣ある雰囲気があります。乾燥や寒さに非常に強く、痩せ地でも育つ丈夫さには驚き。ナチュラルガーデンにはもちろん、ユッカやアガベと合わせてモダンに仕立てるのもおすすめです。
力強く彫刻的、モダンガーデンに映える植物【ドライガーデンスタイル】3選
Select.8 ユッカ・ロストラータ
メキシコの空気を纏うが、乾燥するメルボルンでも人気

学名:Yucca rostrata
科名:リュウゼツラン科
原産地:メキシコ北部
大きさ:樹高3〜4m

メキシコ原産のユッカで、メルボルンでも庭のアクセントとしてよく見かけました。メルボルンの夏は水不足気味なので、ドライガーデンが推奨されています。青銀色の葉が放射状に広がり、まるで生きた彫刻のよう。乾燥に強く管理も容易で、モダン建築や砂利のドライガーデンによく映えます。関東地方以西なら地植えが可能で、冬の霜にも比較的強い点でも安心して育てられます。アガベやロシアンオリーブと合わせると、洗練された異国情緒のある庭に仕上がります。
Select.9 アガベ「ハクセンコウ(白閃光)」
乾燥に強く、増えるのも嬉しい銀葉

学名:Agave americana ‘Mediopicta Alba’
科名:リュウゼツラン科
原産地:メキシコ
大きさ:高さ1〜1.5m、直径2mほどに広がる

メルボルンの植物園で大株に出会い、その迫力に圧倒された記憶があります。白い斑が入った葉は堂々としており、植えるだけで庭の主役に。驚くほどの繁殖力で、周辺に子株がたくさん出てきます。分離して鉢植えにすると簡単に増えます。乾燥を好み、水やりはほとんど不要。過湿を避け、砂利混じりの土に植えるのがポイントです。周囲を低めの草花やブルーブッシュで囲むと、より一層際立ちます。モダンで力強い庭を演出したい方におすすめの存在感抜群の一株です。
Select.10 アガベ・アテナータ
空に向かって葉を広げ、リラックスした株姿

学名:Agave attenuata
科名:リュウゼツラン科
原産地:メキシコ
大きさ:高さ1〜1.5m

アガベの中でもトゲがなく、柔らかな印象のアテナータ。メルボルンの街角で鉢植えとしてよく見かけ、暮らしの風景に自然に溶け込んでいました。滑らかな青緑色の葉は未来的なフォルムで、リゾート風やモダンな庭にぴったり。耐乾性は高いものの、寒さにはやや弱いので鉢植え管理が安心です。オリーブやユッカと組み合わせれば、異国情緒と洗練が同居する景観を楽しめます。
