『シュビドゥダ』
いい店来たと誰もが思う大人店。





『シュビドウダ』は名前が好き。住所は1階となっているが、階段を上がるので、半2階的つくり。店名が書かれた大きなガラス窓から、店内が垣間見えるが、知らないと通り過ぎてしまう。店主は高橋規仁さん。野菜と魚介系の料理が多いというが、「その日一番」の食材で腕を振るう。料理はどれもハズレがないが、必ず選んでほしいのが「ラム肉詰めオリーブフライ」だ。カウンターでひとリワインもよし、友達とあれこれ頼んで1本開けるもよし。藤沢の『マダムルージュ』の特注パンも格別においしく感じる。穏やかな空気が流れるいい店だ。
DATA 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜3-11-42 ライオンズマンション鎌倉由比ヶ浜1F 0467-38-5840 平日17:00〜23:00・土日祝15:00〜23:00 水休
『カピオ』
仲良し夫婦のチーズ・イタリアン。





少し前だが、鎌倉が舞台のTVドラマ『最後から二番目の恋』に登場した御霊神社&踏切の、すぐ手前の古民家が次なる登場店『カピオ』。チーズから手作りしている希少な店だ。イタリアはシチリアの海を通想させる鮮やかなブルーの扉を開けると、何ともかわいい店が目に入る。
店を営む齋藤純さんと夏子さん夫妻はともにシェフ。夫がチーズ製造と料理&ソルベ担当、妻がスイーツ担当という。二人の名前が裏表になった名刺がかわいい。それぞれ顔半分のイラスト付きで、夫の頭には魚、妻の頭にはタコが乗っている。コースは夜はプリフィクスとアラカルトで、「選べる前菜とパスタのコース」が2種類。つきだし+小皿前菜2品+パスタかクスクスー皿+コーヒーまたは紅茶という¥3,600と、小皿前菜が3皿に、主菜が1皿と増え、最後のドリンクにドルチェもチョイスに加わった¥5,500のコースの2種だ。器は店主がイタリアに行くたびに大切に抱えて持ってきたもの。キュートだ。ご夫婦二人の連携もお見事。
DATA 神奈川県鎌倉市坂ノ下5−2 0467-38-6698 11:30〜15:00 18:00〜21:30 火水休
photo & text : P
※メニューや写真は掲載当時(2024年5月時点)から変更しているものもあります。現在のメニューは各店の公式サイトやSNSなどでご確認ください。
ライター 渡辺 紀子

皆からの呼び名は、P(ぴい)。「食べるものなら、おいしくてもおいしくなくても愛おしい」を口上に、『&Premium』創刊時から食の連載「&food」を担当。

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