夏の京都を巡るなら、やっぱり目にも涼やかな和の涼を味わいたいもの。
地下鉄東西線「東山駅」からほど近く、八坂神社や四条エリアからも京都らしい風情を楽しみながらのんびりとお散歩がてらアクセスできる場所に、いまSNSで大バズりしている新感覚のわらび餅があります。
それが、自家焙煎きな粉の専門店「吉祥菓寮(きっしょうかりょう)祇園本店」。美容と健康にも良いと言われているきな粉をたっぷり味わえるカフェにお邪魔してきました。

歴史情緒溢れる祇園の街並みを抜けて、話題のきな粉専門店へ
浄土宗の総本山である知恩院近くにある「吉祥菓寮(きっしょうかりょう)祇園本店」。京町家をリノベーションした、趣あるお店です。

中に入ると、1階にはきな粉の焼き菓子や飴が並ぶ物販スペース、2階にはモダンなカフェスペースを構えています。一見すると非常に洗練された現代的なブランドに映りますが、実はその起源を辿ると、江戸時代中期にまで遡る深い歴史があります。

「吉祥菓寮」のルーツは、初代・北川源左衛門が京都市西京区の桂離宮横に菓子茶房を構えたことに始まったそう。1934年、13代目の北川徳次郎が「桂華堂(けいかどう)」を創業。このとき神社仏閣に「節分豆」を奉納する役割を担っていたのだとか。

その後、大豆の扱いのノウハウと技術を最大限に活かそうと「きな粉」の開発をスタート。そのポテンシャルを日本、そして世界へ広げていくための第一歩として、2015年に誕生したのがこの祇園本店なのです。
伝統を可愛く覆す、透明感あふれる「彩りわらび」
そんな歴史ある豆へのこだわりが生んだ最新メニューが、今まさにSNSを席巻しています。リサーチと商品の企画、開発までを行う店長の田浦さんが「従来のわらび餅の地味なイメージを覆したい」という発想で開発した「彩りわらび -おはじき-」です。


おはじきをイメージしたというつるんと丸いわらび餅は、カラフルなゼリーを中に閉じ込めることで、手作りならではの優しいマーブル模様に。光を透かしてきらきらと輝く姿は、ずっと眺めていたくなるほどの美しさです。

さらに、今年からは待望の新作「彩りわらび -金魚鉢-」も仲間入り。
可愛らしい金魚型のゼリーが泳ぐ涼やかな炭酸ソーダに、喉越しの良いゼリーと彩りわらび、そして季節のシャーベットを合わせた超ハイブリッド型スイーツです。ストローで爽やかな味の変化を楽しみつつ、ぷるんとしたわらび餅はスプーンですくい上げていただきます。
