個人賠償責任補償保険の加入検討の必要性
自転車に乗る時の「個人賠償責任補償保険」への加入を自治体が条例等で義務とするルールが広まっていますが、自転車以外の住まいの事故でも「個人賠償責任補償保険」の補償は非常に有効です。
今まではGさんは賃貸物件にお住まいだったとのことですが、現在はお父様から不動産を相続されてご自分の持ち家にお住まいです。マンションの管理規約を確認しご自分の管理責任が発生する「専有部分」の範囲を確認し、「水濡れ事故」への備えとして「個人賠償責任補償特約」の付帯を検討されることをお勧めします。
また、「個人賠償責任補償特約」に「示談交渉サービス」が付いているかどうかもご確認ください。 水漏れ事故が起きた際、相手方との「どちらにどれだけ非があるか」などの交渉を、代行してくれるサービスです。これがないと、自分で相手方と直接お金の交渉をしなければならず、精神的負担が非常に大きくなります。保険会社へ補償内容をしっかり確認しましょう。
家計管理についてのアドバイス
不動産を相続したことで家賃負担がなくなり、以前より貯蓄ができるようになったとのことで、現在手取りの20%以上を貯金できています。このペースで貯蓄額を増やしていきましょう。注意点としてマンションの管理費・修繕積立金は、将来、修繕費用等の上昇に伴い上がっていくことが予想されます。
また老朽化等により、部屋の修理等も必要だと考えられますので、これからしっかり貯蓄をしていきましょう。家賃の支出が減って浮いたお金が「雑費」等に流れてしまうと貯蓄が出来なくなってしまいます。「雑費」の費目も何に使ったお金か自分で把握し、無駄な支出は極力減らすようにしましょう。
アドバイスを受けたGさん談
今まで比較的新しい賃貸物件に住んでいたからか「水濡れ」の事故に遭ったことがありませんでした。「個人賠償責任保険」は自転車に乗る人のための保険だと思っていましたが、そういうことでもないのですね。
改めて補償内容を確認したところ、父が加入していた保険の個人賠償の補償は「示談交渉サービス」が付帯されていました。自分が加害者になった際に、相手へ高額な賠償を現金で支払える余裕はありませんので、引き続き「個人賠償責任補償特約」は付帯して加入するようにしました。
家計については、最近、家賃負担がなくなったことで少し家計が楽になり、漠然とした支出が増えてきていました。将来、家の管理費等が上がることは想像していなかったので、できるだけ支出を増やさないよう気を付けたいと思います。
家計簿診断を終えて
賃貸ですと比較的住み替えが容易ですが、持ち家の場合、売却や新しい物件の購入は容易ではありません。建物は年々古くなるため、マンションの管理組合も大規模修繕などの計画を立て必要な費用を負担し建物を維持管理しています。
マンションの規約を確認し、管理組合の総会などへも出席し相続された不動産の状況についてさらに詳細を確認しておくと安心です。