50代のだる重やむくみ…食べ物のせい?医師が教える「腎臓」のために食べていいもの・悪いもの

50代のだる重やむくみ…食べ物のせい?医師が教える「腎臓」のために食べていいもの・悪いもの

腎機能が気になったらやめるべき食材とは?

腎機能が気になったらやめるべき食材とは?
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一般的な食事において、腎臓のためにもっとも避けたいのは塩分(ナトリウム)過多です。塩分が腎臓の負担となるのは、腎臓が血液や血圧の状態を一定に保つ働きを担っているからです。

体内に塩分が多くなると、濃度を薄めようとして体が水分を溜め込むため尿の量が減り、老廃物を排出できなくなるのです。

塩分以外にも、気をつけるべき身近な食べものを解説していきます。

【ジャガイモ】よい点と注意すべき点を併せ持つ

ビタミンCや食物繊維などが含まれるジャガイモですが、カリウムの多い野菜でもあります。ジャガイモには塩分のとりすぎを調整する作用もあることから、腎臓の健康にメリットもあります。

しかし腎臓が弱っているときには、余分なカリウムの排出で負荷をかけたり、排出がうまくいかず余分なカリウムが体内に溜まってしまうことがあります。

カリウムは水溶性なので、水にさらしたり、ゆでこぼすことで摂取量が抑えられます。ただし、水溶性のビタミンCも失われてしまいますし、ゆですぎると食感が悪くなるので、おいしく食べられる範囲で工夫して調理するといいでしょう。

【トマトジュース】塩分とカリウムに注意

トマトは、ジャガイモと同様にカリウムの多い食品のひとつ。トマトジュースに添加されている食塩にも気をつける必要があります。最近では食塩無添加のものが増えていますが、購入するときは塩分を確認するようにしましょう。

【海藻類】健康食材の反面、避けたいカリウムも豊富

健康的な食材の代表のようなイメージのある海藻類も、カリウムが豊富です。特に乾燥ワカメやコンブなど、干したものは成分が凝縮されるため、カリウムの含有量も増える傾向があります。

【魚卵】【甲殻類】リンが多いのでほどほどに楽しむ

カリウムのほか、リンも腎臓のために過剰摂取に注意すべきミネラルです。腎機能が低下するとリンの排出が滞り、体内にリンが過剰な状態になります。

リンの多い食品はイクラやタラコなどの魚卵、エビやカニといった甲殻類や貝類、ナッツ類など。意外なところでは、玄米やライ麦パンといった一見体によさそうな食品もリンを多く含んでいます。

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株式会社うめ海鮮@フォト|和食・洋食・フードフォト専門 / PIXTA

【ブロッコリー】新芽に多いスルフォラファンは強力なサポーター

腎機能の低下を抑えるのは、豊富な食物繊維とスルフォラファンという抗酸化物質です。ブロッコリーを小さく切ったり、よくかんで細胞壁を壊したりすることで、酵素(ミロシナーゼ)と反応してイソチオシアネートに変換され、活性を増すという特徴があります。切ってから4~5分おいてから調理すると、より効率的にその恩恵を受けられるでしょう。

【リンゴ】カリウムが少なく、ビタミンCが豊富で腎臓にやさしい

切ってから水にさらすと、カリウムをさらに減らすことができますが、ビタミンCも流出してしまいます。クレアチニンの数値が基準の範囲であれば、普通に食べることでビタミンCを摂取するほうがメリットをもたらします。

【キノコ類】食物繊維がたっぷり

豊富な食物繊維が体調を整え、生活習慣病の予防に役立つことから腎臓の負荷を減らします。干すことでうまみや栄養素が凝縮されます。軽くほぐしてザルなどに広げ、半日ほど天日にあてると、より効果的に素材のパワーを摂取することができます。

【タマネギ】ケルセチンが体内の炎症を抑える

食物繊維が豊富なほか、抗酸化物質のケルセチンが、腎臓をはじめ体内の炎症を抑える働きをしてくれます。また、生のタマネギの辛みのもととなる硫化アリル(アリシン)にも、強い抗酸化作用があります。血液をサラサラにする作用もあり、腎機能へのサポート力を発揮してくれます。

【ニンニク】不足しがちな栄養素を補う

タマネギに続き、硫化アリルといえばニンニク。それに加えて、ポリフェノールやフラボノイドといった抗酸化成分も豊富なニンニクは、抗酸化食品として世界的に知られています。食物繊維やビタミン類(特にB6)、セレンやマンガンなどのミネラルもニンニクの健康成分です。

【クランベリー】活性酸素を無力化

ブルーベリーやラズベリーなどのベリー類には、食物繊維やビタミン類が豊富で抗酸化作用が期待できます。特にクランベリーには、ポリフェノールの一種のプロアントシアニジンという抗酸化成分が豊富です。過剰な活性酸素を除去することで血管を守り、腎機能を助けます。

【コンニャク】低カリウムでタンパク質ゼロ

グルコマンナンという水溶性食物繊維を大量に含むコンニャクは、便通を助けて腸内環境を整える力が大。しかも糖質ゼロ、低カロリー、低カリウム。タンパク質を含まないことも、腎臓をいたわりたい人にとっては安心材料です。

【納豆】オートファジーの活性化で腎機能を助ける

「畑の肉」といわれる大豆が原料の納豆は、まるごと植物性タンパク質です。動物性タンパク質と比べて腎臓への負荷が少なく、タンパク質の補給におすすめの食べものです。食物繊維やビタミン類も豊富なうえ、発酵食品に特徴的な腸内環境を整える作用も強力です。

ただ、納豆には過剰摂取が腎臓の負荷となるカリウムやリンも含まれています。健康な人でも1日1~2パック程度が適正な量だといえるでしょう。

【青魚】【植物油】質のよい油で腎機能をサポート

抗炎症作用のあるオメガ3(n-3系)脂肪酸は、心血管疾患や糖尿病性腎症のリスクを低下させることから、腎臓の負荷を減らし、腎臓の健康を守る成分といえます。代表的なものにEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)、ALA(アルファ‐リノレン酸)などがあります。EPAやDHAは青魚に、ALAはエゴマ油やアマニ油、大豆油などに豊富です。

※効果には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。
※本記事は、書籍『食べてはいけないもの×いいもの:からだの不調は食べもので解決できます』より一部抜粋して構成しています。

配信元: HALMEK up

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