残クレ住宅ローン(残価設定型住宅ローン)のデメリット・注意点
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残価設定型住宅ローンには、上述のようなメリットがある反面、利用する前に知っておくべき注意点がいくつかあります。
総返済額が増える場合がある
残価設定型住宅ローンは毎月の返済額を抑えやすい一方で、総返済額が通常の住宅ローンより多くなる場合があります。その理由は、契約期間中に返済しない残価部分にも利息が発生するためです。
また、契約満了後に残価を分割で返済する場合は、返済期間が延びることで、その分の利息負担が増える可能性もあります。
そのため、毎月の返済額だけで判断するのではなく、契約満了後の返済方法も含めた総返済額を確認し、長期的な視点で比較・検討することが大切です。
利用できる住宅や金融機関が限られる
残価設定型住宅ローンは、すべての住宅で利用できるわけではありません。長期優良住宅や高性能住宅など、商品ごとに定められた条件を満たす住宅が対象となっており、取り扱っている金融機関や住宅会社も限られています。
このように、必ず利用できるわけではないため、利用を検討する際にはあらかじめ住宅会社や金融機関へ確認しておく必要があります。
将来の返済方法も考えておくことが大切
残価設定型住宅ローンでは、契約期間終了時に、「返済を続ける」「一括返済する」「住宅を売却する」などの選択肢があります。そのため、「将来どのように住み続けたいか」「住み替えを考えているか」といったライフプランを、あらかじめ考えておかなければなりません。
また、住宅の資産価値を維持するために、契約上、住宅の維持管理が条件となる商品があります。そのため、契約内容を確認し、将来の支出も見据えた資金計画を立てる必要があります。
まとめ
残価設定型住宅ローンは、将来の住宅価値を残価として設定することで、毎月の返済額を抑えやすい新しいタイプの住宅ローンです。住宅価格の上昇が続く中、無理のない返済計画を立てたい方にとっては、有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
ただし、総返済額が増える場合があることや、利用できる住宅・金融機関が限られることなど、事前に確認しておくべき点も数多くあります。メリットだけに注目するのではなく、ご自身のライフプランや資金計画に合っているかを十分に検討したうえで、最適な住宅ローンを選ぶようにしましょう。