「あんたたち、全然ダメだね」細木数子の番組で改名したコンビ「X-GUN」。当人が振り返る、改名の真相と“女帝”の素顔

「あんたたち、全然ダメだね」細木数子の番組で改名したコンビ「X-GUN」。当人が振り返る、改名の真相と“女帝”の素顔

大きな話題を呼んだNetflixドラマ『地獄に堕ちるわよ』。ご存じの通り、占い師・細木数子の半生を、戸田恵梨香主演でドラマ化した同作。フィクションとはいえ、実際のエピソードに基づくシーンもあり、細木氏の「本当の姿」が見られることを期待する向きもあるようだ。

今回は、細木氏にまつわるお笑いコンビ「X-GUN」の西尾季隆氏(56歳)に話を聞く。X-GUNは2006年、細木氏の番組でコンビ名を「丁半コロコロ」に改名した経緯でおなじみ。当事者である西尾氏は、当時のイメージとは異なる“女帝”の姿を目撃していた。

X-GUN
西尾季隆氏(写真左)と、相方のさがね・まさひろ氏(写真左)

◆ボキャブラで脚光を浴びるも、徐々に仕事が…

――まず、X-GUNの大きな転機は、1990年代の人気番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系列)ですよね。当時は最高月収が約200万円だったと。

西尾:順番で言えば、その前に『GAHAHAキング 爆笑王決定戦』(テレビ朝日系)で9週勝ち抜きして、バイトを辞めることができて。その後にボキャブラで広く知ってもらえたという感じですね。

――そこから番組が終了し、細木数子さんの番組で改名したのが2006年ですが、仕事量や収入面もかなり厳しくなっていましたか?

西尾:年収2000万円くらいが、ボキャブラが終わって半分になり、その翌年には700万円になりと減ってしまい。さすがに焦りましたね。貯金も1000万円から減る一方で「ホームレスになるかも」と背筋が冷えました。

――額だけ見れば十分にも見えますが、明日が保証されていない職業ですからね。

西尾:ボキャブラに一緒に出ていた、爆笑問題やネプチューン、海砂利水魚(現:くりぃむしちゅ〜)は、番組が終わっても売れ続けていましたからね。

◆なぜ改名に至ったのか

西尾季隆氏
埼玉県三郷市議会議員としての顔も持つ西尾氏
――仲間たちから取り残されたような思いがあったんですね。そんな時期の改名。番組からのオファーですか? それとも、ご自身から改名を希望したんですか?

西尾:所属事務所が細木数子さんの番組に関わっていて、「もし、番組中に誰かが改名する流れになったら、X-GUNは改名してもいい?」と、当時のマネージャーに言われて、僕らはOKと即答しました。

――即答は、やはり現状打破への意識ですか?

西尾:細木さんのブームでしたし、何かのきっかけになればいいなとか、仕事が1本でも増えればいいなと。

――そこから、改名まではどんな流れを辿ったんですか?

西尾:テレビ朝日の特番で、細木さんが大勢いる芸人を見渡して「この中にX-GUNっているかい? あんたたち、全然ダメだね」と。「芸人の名前に『X(バツ)』が入ってるなんて、ダメだよ」と叱咤され、そのまま改名することになりました。

――それで、丁半コロコロに。

西尾:いえ、名前をその場で変えるのかと思いきや、細木さんが他局の「『ズバリ言うわよ!』(TBS系列)で決める!」とおっしゃったんですよ。現場のスタッフも「ここでやらんのかい!」となっていたように感じました(笑)。

――X-GUNのお二人も戸惑いはありませんでしたか?

西尾:ありましたが、それより「もうひとつの人気番組に出られる!」という嬉しさの方が大きかったですよ。『ズバリ言うわよ!』はくりぃむしちゅ〜が出ていましたし。


配信元: 日刊SPA!

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