話題のダイエット薬「マンジャロ」はアリかナシか。13kg減の医師と2か月で30kg痩せた実業家が語る“痩身の極意”

話題のダイエット薬「マンジャロ」はアリかナシか。13kg減の医師と2か月で30kg痩せた実業家が語る“痩身の極意”

◆太れるものなら、太ってみろ!金森式の神髄とは?

――金森さんの食事法、「断糖高脂質」とは具体的にどんなものですか。

金森:基本は1日1.5食。1食はタンパク質を摂っていい。残りの0.5食は、脂と飲み物でつなぐ。糖を断って脂をたっぷり摂ると、食欲を抑えるホルモンが出て、自然に食べたくなくなるんです。だから薬で食欲を消さなくても、勝手に収まる。「ご飯を食べないと頭が働かない」とよく言いますが、あれも僕は違うと思っていて。糖がなくても、脂を燃やしてできるケトン体が、ちゃんと脳を動かしてくれます。

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金森さんの定番高脂質食、ブリスケを煮込んだスープ。「飲む点滴」と表現するほど、体に必要なものが濃縮されている
岡:インスリンを無駄に上げない、食べる回数を減らして内臓を休ませる。それはとても理に適っていると思います。

金森:しかも僕の場合、食事だけじゃないんです。いまバヌアツにいて、上半身は裸で暮らしている。わざと体を寒さに当てると、脂肪が燃えやすくなる。人類は歴史の9割以上を狩猟採集で生きてきたわけで、農耕で糖質を食べ出してから、体が追いつかなくなった。だから庭にアボカドが実れば、腹一杯それを食べる。旧石器時代の食べ方に、できるだけ戻すということなんですよ。

岡:徹底されていますね。ただ、脂を摂りすぎると、人によっては悪玉コレステロールがぐっと上がることがある。数値が悪化する方には、医師という立場からは止めないといけなくはなってきますが(笑)。

金森:ただ、大きな流れは変わってきていますよ。今年1月、米保健省長官のRFKジュニアが「飽和脂肪との戦いは終わった」と言った。”糖を減らせ”から”脂を見直せ”へ、時代がようやく追いついてきた気がします。

岡:その転換は、私も興味深く見ています。ただ、あの方針でも、飽和脂肪の摂取上限そのものは据え置きなんですよ。「脂は好きなだけ」まで認められたわけではない。皆さんにはそこを勘違いしてほしくはないですよね。

* * *

 薬に頼るかどうかは、どこまでいっても自己判断であり、医師の処方なく使用するのはご法度だ。二人に共通するのは、どこまでいっても大切なのは食事だということ。しかし、食に関する“意志の強さ”も、もしかしたら遺伝によって個人差があるのかもしれない。

金森重樹氏 1970年生まれ。東京大学法学部卒。実業家。糖質を断ち脂質を大量に摂る食事法「断糖高脂質(金森式)」を提唱し、自ら2か月で約30キロ減量したと語る。現在はバヌアツ共和国在住。近著に『なぜヒトは脂質で痩せるのか』(扶桑社新書)

岡博史氏 1971年生まれ。慶應義塾大学医学部卒、医学博士。医療法人社団福美会 ヒロクリニック統括院長。皮膚科・美容外科を経て、NIPT(新型出生前検査)など遺伝子検査に基づく医療を国内で展開する

【金森重樹】
行政書士・不動産投資顧問。東京大学法学部卒。25歳のときに1億2000万円の借金を負うも、マーケティング技術を活用して35歳で完済。その後、行政書士として脱サラし、現在は不動産、ホテル、福祉事業など年商100億円の企業グループのオーナーに。マイナスから超富裕層へと這い上がる。「徹底して理詰めで事に当たる」のがモットーで、長寿やダイエットに関心を持ち、わずか2か月で90kg→58kgの減量に成功。その理論の根幹を成す「断糖高脂質食」をはじめ、栄養学や人類学にまで領域を広め「脂で痩せる」という独自メソッドのブラッシュアップに余念がない 。著書は『なぜヒトは脂質で痩せるのか』(扶桑社新書)、『運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速”脂”ダイエット』、『ガチ速“脂”ダイエット 極上レシピ大全』『120歳まで元気に生きる 最強のサプリ&健康長寿術』。公式X:金森重樹@ダイエットonlineサロン@ShigekiKanamori
配信元: 日刊SPA!

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