日本人の8割が足りていない⁉食べているのに「たんぱく質不足」になる理由

日本人の8割が足りていない⁉食べているのに「たんぱく質不足」になる理由

疲れやすい、肌の調子もいまいち……。意識してたんぱく質を摂っているのになぜ? “食べているのに足りていない”という意外な落とし穴かもしれません。たんぱく質が吸収されない原因とたんぱく質不足が引き起こす5つの健康リスクについて解説します。

教えてくれたのは2人の医師

平島徹朗(ひらしま・てつろう)さん
日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本抗加齢学会専門医。「たまプラーザ南口胃腸内科クリニック」「福岡天神内視鏡クリニック」を開設し、院長、理事長を務める。

秋山祖久(あきやま・もとひさ)さん
医学博士。日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会専門医。多くの総合病院勤務を経て、『福岡天神内視鏡クリニック』院長に就任。年間4000例以上の内視鏡検査を行っている。

実は8割が不足! “摂ってるつもり”の落とし穴

「たんぱく質、ちゃんと摂っていますか?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?

「肉も魚も食べてるから大丈夫」「お肉大好き! むしろ食べすぎてるんじゃないかと心配になる」そう答える人が多いようです。しかし、実際にたんぱく質が十分摂れている人は、とても少ないのです。

実は8割が不足! “摂ってるつもり”の落とし穴

グラフを見るとわかるように、2019 年のたんぱく質の摂取量が約 70gとは、1950~1960 年代と同程度です。戦後間もないころと同じくらいとは驚きますよね。

では 70g で、私たちはたんぱく質の目標摂取量を摂れているのでしょうか?

厚生労働省の発表によると、たんぱく質の推奨摂取量は、女性は 20 歳以上が 50gなので、推奨量こそクリアしていますが、目標量は 50~69 歳の女性で 68~98gなので、本来はもう少し多く摂るほうがよいのです。

もちろん、これは摂取量の話。「食事で摂り入れたたんぱく質がちゃんと吸収されているのか?」というのはまた別の話です。

私たちのクリニックでは、血液検査によってその人の栄養状態を調べる栄養解析(自費診療)を行っているのですが、たんぱく質量を調べたところ、不足している人がとても多いことがわかりました。8 割がたんぱく質不足という結果が出たのです。

あなたの摂取したたんぱく質が吸収できているか、チェックリストで確かめてみましょう。

たんぱく質不足度 チェックリスト

□食事に関係なくお腹が張ったり、ゴロゴロ鳴ったり、下痢になったりすることが多い
□おならのにおいが気になる
□太りやすく、ダイエットしても体重が落ちにくい
□髪の毛のパサつきが気になる
□肩こりや腰痛がある
□疲れやすく、疲労が抜けにくい
□寝つきが悪く、日中に眠気を感じる
□風邪をひくと治りにくい
□イライラすることが多い
□なんとなくやる気が出ない

あなたはいくつ当てはまりましたか? 3個以上当てはまる方は、たんぱく質不足の可能性大! 

「たんぱく質を摂っているつもりが摂れていない」これこそが、老化・肥満などの生活習慣病、さまざまな不調を加速させる大問題なのです。

配信元: HALMEK up

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