“あおり運転”してきた車を「白バイの待ち伏せポイント」に誘導、警察に捕まえてもらうまでの一部始終/「あの道、よく白バイいるよね」ドライバーの体感は本当なのか、警察庁の通達を調べてみた

“あおり運転”してきた車を「白バイの待ち伏せポイント」に誘導、警察に捕まえてもらうまでの一部始終/「あの道、よく白バイいるよね」ドライバーの体感は本当なのか、警察庁の通達を調べてみた

◆■「白バイをよく見かける道」は、実は事故が多い場所かもしれない

今回の最初のエピソードで印象的なのが、片山さんが咄嗟に思い出した「白バイが頻繁に一時停止違反を取り締まっている側道」。この機転がなければ、話はまったく違う結末になっていたかもしれません。「そんな都合よく白バイがいるものか」と思うかもしれませんが、実はそうでもないのかもしれません。ドライバーであれば、自分の生活圏にも「よく白バイやパトカーが停まっているあの場所」の心当たりがあるのではないでしょうか。

あおり運転
※画像は生成AIによるイメージです
そうした場所は、警察側が計画的に選んでいる可能性が高いようです。警察庁が令和7年3月に各都道府県警察へ発した通達「交通事故抑止に資する交通指導取締りについて」では、指導取締りの場所選定にあたって「交通死亡事故等の発生場所、時間帯、原因となった違反等について分析」した上で、「地域住民の要望、通学路等子供の通行の多い道路の安全確保の観点等を勘案」し、警察署長を交えた検討を経て方針を策定するよう定められています。実際、警視庁は都内の「重点取締場所」を一覧・地図として公開しており、事故多発交差点などが住所付きで具体的に示されています。

つまり、「よく白バイがいるあの道」は、裏を返せば事故が起きやすい・違反が多い危険な場所ということでもあります。片山さんのように”いざというとき”の切り札になることもありますが、それ以上に、日頃から自分の生活圏でそうした場所を意識しておくことが、事故防止につながるのかもしれません。次にハンドルを握るとき、あの角、あの合流地点を、もう一度思い出してみてはいかがでしょうか。

<再構成/日刊SPA!編集部>

【chimi86】
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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